ビタミンEの効果はこんな方におススメ2021.3.11
ビタミンE
ビタミンEは次のような効果があります
・冷え性
・肩こり、腰痛
・肌荒れ
・シミ、そばかす
・更年期障害
・高血圧
**ビタミンEは細胞の老化を防ぎ、生活習慣病を予防**
食べ物が酸化すると傷んでくるのと同じように、人間の体にも酸化が起きると、
体内に過酸化脂質がつくられ、細胞が劣化してきます。
これがいわゆる老化や病気の原因となります。
ビタミンEは、この過酸化脂質の生成を防ぎ、細胞の老化を防ぐ働きをしています。
**冷え性の改善、美肌効果**
ビタミンEは、末梢血管を広げて血行を促進し、
自律神経を整えます。
血流が良くなるので、冷え性や肩こり、腰痛などが改善されます。
全身の血行が良くなることで新陳代謝が活発になり、
肌にハリが出てきます。
さらにビタミンEは紫外線に対する抵抗力を上げる特性もあるので、
シミ、そばかすにも効果的です。
**性ホルモンのバランスを整える**
ビタミンEは女性ホルモンや男性ホルモンの代謝にも関与します。
脳下垂体に働きかけてホルモンの分泌を促進させ、月経前のイライラや生理不順などを改善します。
**不足すると体の老化が進行します**
ビタミンEが不足すると、血液中のビタミンEの濃度が低下して
過酸化脂質ができやすくなります。
その結果、細胞の老化が進み動脈硬化などの生活習慣病にかかりやすくなります。
**ビタミンA,Cと合わせて摂取すると効果倍増**
ビタミンEは油と一緒に摂ると吸収効率が良くなります。
また、ビタミンA,Cと一緒に摂ると、相乗効果で
抗酸化パワーがアップします。
余談ですが、ビタミンA、C、EをビタミンACE(エース)
と呼び、抗酸化力の高いビタミンなので、
これらを一緒に摂るようにしましょう。
生活習慣病や老化を積極的に防ぐ目的であれば、
ビタミンEの摂取量を
1日100~300mgほどとると効果的です。
※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。