リンについてのお話し 2022.3.3

今回はリンについて説明です

リンはカルシウムの次に多いミネラル

体内に含まれるリンの量は、体重の約1%と言われています。

リンはカルシウムの次に多いミネラルです。 

リンの体内での主な働きは次のようなものがあります。

 

1.骨や歯の材料になる

リンはすべての細胞に存在しており、体内にあるリンの約80%は骨や歯の材料に使われます。

体内でリンはカルシウムと結合して骨格を形成していきます。

 

2.エネルギー発生に関わる

リンはエネルギー代謝に不可欠なATPの構成成分として働きます。 

ATPは体のエネルギー源である糖質、脂質、タンパク質が、代謝の過程で二酸化炭素と水に分解されるときに生成される成分です。

  

どんな食材に含まれるか

リンは幅広い食材に存在します。

清涼飲料水や加工食品などには添加物としても含まれます。

リンは体内に吸収されやすい栄養素です。

そのためレトルト食品などの加工食品をよく食べる方は、とりすぎに注意しましょう。

 

とりすぎるとどうなるか

カルシウムの吸収障害がおき、骨量が減ることがあります。

また、通常の食事で不足する心配はありません。

 

今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。

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