腸内フローラと健康寿命2021.8.19
TVのCMなどですっかりお馴染みとなった悪玉菌、善玉菌は腸内に棲んでいるのはご存じかと思います。
これらの腸内細菌は1000種類以上あり500兆個以上も生息しているといわれています。
その重さは約1.5kgにもなると言われています。
腸内フローラとは、この膨大な数の細菌の生態系のことを意味します。
どの菌がどれだけいるかというバランスが私たちの健康に大きく関係します。
腸内フローラは人によって異なります。
病気になりやすい人、いつまでも若々しい人、疲れやすい人といった個性は腸内フローラによるものです。
私たちの健康や美容はもちろん、脳、性格にいたるまで影響を及ぼしています。
現在、世界規模で腸内フローラをガンや糖尿病などの病気の治療に役立つための研究が進められているそうです。
**腸内フローラの改善が病気を治す**
現在、注目されているのが腸内細菌を直接、腸内に移植して腸内フローラを整える方法(フローラ移植)です。
しかし、現在は倫理的な問題からフローラ移植は近親者のみ許されているのみです。
また、腸内細菌を安全に取り扱うためには細心の注意が必要です。
実は、大腸は病気の発生源。
一見すると全く関係ないように思える病気にもほとんど大腸が関係しています。
大腸のやっかいなところは、排泄されるべき有害物質が体内に吸収され、そのまま血流にのって全身に蔓延することです。
その結果さまざまな病気を引き起こすことになります。
これを防ぐためには、腸内に溜まった有害物質を速やかに排出するほかありません。
その為に重要なのが腸内フローラです。
腸内フローラによって大腸が元気になるか、病気になるかが決まります。
このコントロールは薬ではできません。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
腸を元気にすると気持ちも元気になります。
サプリメントを活用して腸内フローラをキレイにしていくのもいいかもしれません。