睡眠不足は仕事のパフォーマンスが低下する 2021.11.29

睡眠時間を削ると脳のパフォーマンスが著しく低下する

どのくらい脳のパフォーマンスが下がるかというと・・・

6時間睡眠を14日間続けると48時間徹夜したのと同じ程度の認知機能になります。

別の研究では6時間睡眠を10日続けただけで24時間徹夜したのと同じ程度の認知機能になるという研究もあります。

これは具体的には、日本酒を1~2合飲んだ時の「酔っ払い状態」での認知機能に相当します。

 

つまり、毎日6時間睡眠を続ける人は

「毎日徹夜で仕事をしている」

「お酒を飲みながら仕事をしている」

のと同じくらいの低いパフォーマンスで、日々仕事をしているということです。

 

睡眠を削ることで、以下のような能力が低下

  • 集中力
  • 注意力
  • 判断力
  • 実行能力
  • 即時記憶
  • 作業能力
  • 数学能力
  • 気分
  • 感情・・・等々

ほとんどすべての脳機能が低下することが明らかにされています。

 

具体的にはどのくらいのパフォーマンスが落ちるのか

アメリカのミシガン州立大学の研究では、被験者に1日だけ徹夜してもらい、翌朝に注意力テストを行ったところ、不注意によるミスが起こる確率が3倍に上がりました。

また、権威ある医学誌「ランセット」に記載された研究によると、寝不足の医師は、十分な睡眠をとった医師に比べて業務を完了させるのに14%長くかかり、ミスする確率は20%以上も高くなりました。

業務時間14%延長というのは8時間で終わる仕事が9時間7分かかるという計算です。

毎日1時間ずつ、余計に仕事をしないといけません。

その無駄な1時間は「睡眠」にあてるべきです。

6時間睡眠で9時間労働」するのと、「7時間睡眠で8時間労働」で帰るのではどちらがいいでしょうか。

 

睡眠不足の人は、本来持つ自分の能力の12割も低い能力で、毎日仕事をしているのです。

  • 頑張っても仕事がはかどらない
  • ミスが多く叱られる
  • 疲れやす
  • 感情が不安定
  • 人間関係も悪化する・・・等々

睡眠時間を少し増やしただけで、仕事や人間関係の悩みが解決されるとしたらどんなに素晴らしいことでしょうか。

 

今回の記事は樺沢紫苑先生著書「ブレインメンタル強化大全」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

カテゴリー:日記
タグ:

株式会社ニュー・ヘルスフーズ

[本社]
〒411-0943
静岡県駿東郡長泉町下土狩1354-14
カリンビル301
TEL:055-989-1270
FAX:055-989-1271
メールアドレス

[工場]
〒421-0206
静岡県焼津市上新田919-2
TEL:054-662-1551
FAX:054-662-1552

株式会社ニュー・ヘルスフーズではお客様の健康維持のための商品を開発・販売しています。

↓