鉄分を摂って貧血症状を改善しましょう2021.4.1

鉄分

鉄分は以下のような方におススメです

・貧血気味

・月経のある女性

・成長期の子供

・コーヒーやお茶をよく飲む

 

**赤血球の成分となる**

成人の体には34gの鉄分が存在します。

そのうち約70%は「機能鉄」で、

赤血球中のヘモグロビンにヘム鉄として取り込まれます。

そこで酸素と結びつき、全身に酸素を運びます。

残りの30%は肝臓や骨髄、脾臓などに蓄えられ、

機能鉄が不足したら使われる「貯蔵鉄」として存在します。

 

機能鉄が不足して、さらに貯蔵鉄を使い切ってしまうと

貧血症状が現れ、鉄欠乏症貧血となります。

鉄欠乏症貧血は思春期から成熟期までの女性では、510%ほど

いるといわれています。

機能鉄が欠乏している段階では潜在的鉄欠乏といわれ、

思春期から成熟期の女性の3分の1から半数があてはまると言われています。

 

**不足するとどうなるか**

鉄分が不足すると、全身に酸素が行きわたらなくなるため、

めまい、貧血、倦怠感、動悸、食欲不振、頭痛などの症状を起こします。

 

女性は毎月の月経で血液を失うので貧血になりやすい傾向にあります。

 

鉄の吸収率は約15%と低く、通常の食事では過剰症となることはほとんどありません。

 

**吸収率を上げるには**

鉄分は体内に吸収されにくい性質があるため、食事や調理の際に工夫が必要です。

鉄はビタミンCやタンパク質と一緒に摂ると、吸収率が上がります。

また、鉄には2種類あって、

動物性食品に含まれるヘム鉄と植物性食品に含まれる非ヘム鉄があります。

ヘム鉄の吸収率は23%と高く、非ヘム鉄の吸収率は5%と低めです。

非ヘム鉄はビタミンCやタンパク質と一緒に摂りましょう。

 

**鉄欠乏の予防**

鉄欠乏症貧血は食事療法やサプリメントを摂取すれば

36か月ほどで改善されます。

ただし、鉄機能が十分になっても貯蔵鉄が満たされるには時間がかかるので、

改善した後も3か月は気を付ける必要があります。

 

今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

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