2021年04月20日

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EPAの効果について 2021.4.20

EPA

青魚に多く含まれる栄養素である、EPAについての説明です。

 

EPAの効果は、血液をサラサラにして

生活習慣病やアレルギーを改善することが期待されています。

 

EPAは次のような方におススメします。

・肉や加工食品を多く食べる

・高血圧

・悪玉コレステロール値や中性脂肪値が高い

・アレルギー症状がある

 

**EPAの機能**

EPAはn-3系列の多価不飽和脂肪酸の一つで

青魚に多く含まれます。

1970年代の調査で、n-3系列の脂肪酸の摂取量が多い

グリーンランドの住民には、心疾患がほとんど認められませんでした。

このことから、EPAなどのn-3系列の脂肪酸が

動脈硬化を予防することがわかりました。

 

また、EPAは血液の粘度を低下させ、血液を固まりにくくして血栓を予防

することがわかったそうです。

 

EPAは動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧といった生活習慣病を防ぐ

だけでなく、アレルギー症状の予防、改善、慢性関節炎などの炎症性の症状にも

効果を発揮します。

そしてLDL(悪玉)コレステロールを減らす働きもあります。

 

**うつ病、認知症の改善**

EPAはうつ病の改善に有効との報告もあります。

1日当たり2gのEPAを2週間に渡って従来の抗うつ治療と

併用して投与した結果、うつ状態の改善が認められたそうです。

 

**不足すると悪玉コレステロールが増加**

EPAが欠乏すると、血液が凝固しやすくなり、動脈硬化などを起こしやすくなります。

また、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪が増加します。

 

**EPAとDHAの有効性**

EPAとDHA、なにかとセットで取り上げられるため、どちらがどう働くのか

曖昧なところがあります。

機能は似ていますが、特徴づけるなら、血液凝固の抑制効果が高いのはEPA,

悪玉コレステロールを減少させる働きが高いのがDHAといえます。

DHAとEPAは互いに作用を補いながら、生活習慣病を補います。

 

今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

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