肥満とダイエットについて2021.6.14
肥満度
始めに自分の肥満度をチェックしてみましょう
BMIで肥満度チェックしてみます。
体重〔 〕kg ÷ (身長〔 〕m × 身長〔 〕m)
で計算します。
自分の計算された数字をチェックしてみてください。
18.5未満・・・やせがた
18.5~25未満・・・標準
25~30未満・・・肥満
30以上・・・高度肥満
**肥満のタイプ**
肥満はエネルギーとして消費されなかった脂質が、体脂肪として
皮下や内臓の周辺に蓄積されるものです。
食生活の変化で、肉や糖質の割合が増えて、日本人の体脂肪は
増加傾向にあります。
特に若い人に増えているのが内臓周辺に脂肪がついた「隠れリンゴ型肥満」タイプです。
見た目はそれほど太っていませんが、実際は内臓付近に脂肪が蓄積しています。
内臓脂肪型の肥満には、上半身やお腹周りだけが太る傾向がある「リンゴ型肥満」もあります。
内臓脂肪型の肥満は内臓に負担をかけLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が
増加して、生活習慣病にかかりやすくなります。
また、糖質などの摂摂りすぎと、むくみ傾向で生じる肥満は「洋なし型肥満」といい、
下半身を中心に太ります。
これは比較的女性に多く見られます。
**間食なしを徹底する**
肥満の人は全般的に食べすぎの傾向があります。
肥満を予防、改善するには摂取カロリーを減らすことが大事になります。
一日三食 腹八分目 を守り、夜7時以降は食べないことを習慣化することで
十分ダイエット効果はあると思います。
夕食後12時間近くも食べないことで、体内の脂肪が燃焼されるためです。
食事のメニューは、ご飯や肉類の食べすぎを控え、その分野菜を増やすこと。
肉類を食べるときは蒸し焼きや網焼きにするなど、調理を工夫して、
余分な脂肪をカットするようにしましょう。
野菜には食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は余分な脂肪を体外に排泄させる作用があります。
また、ビタミンB1,B2は糖質や脂質の代謝を促進させます。
洋なし型肥満の人は、むくみやすい傾向があるので、カリウムをしっかりとって
体内の余分な水分を排泄させるようにしましょう。
※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。