2021年08月
2021年08月 の一覧ページです。
「人の体は血管とともに老いる」と言われますが、
正しい生活習慣で健康的に暮らしていると、血管も年齢とともに
ゆっくりと老いていきます。
このような老化の場合、血管病が起こりやすくなるのは、70代後半~80代
くらいにかけてです。
しかし、最近では40~50代で血管病に襲われる人が増えています。
その、大きな原因は、現代の生き急ぐような生活です。
グルメな料理やお酒、どこにでも車で移動等々社会が豊かになりました。
しかし、大昔からさほど進化していない人間の体は、現代の生活についていけていない状態です。
グルメな料理やお酒は、バランスを欠いたカロリー過多の食事につながりやすく、
便利な交通機関は歩く機会を少なくして、運動不足をもたらします。
それにスピード社会の忙しさによる疲労やストレスが追い打ちをかけます。
ゆっくり自然に年を重ねていけば40代~50代で血管病に陥るのは稀です。
しかし、現代の生き急ぐ生活では、血管の老化を猛スピードで早めさせています。
過食や運動不足が原因で、実年齢が45歳でも血管年齢は75歳という人がいます。
しかし、血管の老化が進んでいても、不快感や痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
そのため、放置している人が多く、
ある日突然、牙をむき、40~50代で脳卒中や心筋梗塞で倒れてしまいます。
こうなった場合、突然死、助かった場合でも後遺症が残ってしまい、
健康な人生を送れなくなってしまいます。
**日本人の3人に1人が血管病**
近年、ガンでなくなる人が増えていますが、血管病でなくなる人も
それと同じくらい増えています。
最近の統計で、日本人の統計として、1位がガンで37万3000人
2位が心筋梗塞で19万8000人、3いが肺炎で12万人、4位が脳卒中で10万9000人です。
(2016年厚生労働省「人口統計調査」より)
心疾患と脳卒中をたしたらガンとほぼ肩を並べます。
日本人の4人に1人が血管病で亡くなっているということになります。
脳卒中や心筋梗塞は特別な人の病気ではなく、身近に潜む怖い病気です。
血液をキレイにして若い血管を保ちましょう。
※今回の記事は島田和幸先生著書『内皮細胞が活性化する食習慣で一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本』を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
腸を強くするのに一番大切なこと
それは、大腸をスッキリとキレイに保つことです。
大腸は食べかすが排泄されるまえに、最後にたどり着く場所です。
その大腸に食べかすが滞って汚れていたら、生ごみと同じように腐敗して
有害物質を発生させ、これが病気の原因となるわけです。
すなわち、大腸に食べかすが運ばれてきたら、スムーズに排泄させることが
健康を保つために大事になります。
ここで大切なのが、3つの力です。
1つはお通じをスムーズにするためのもととなる材料を「つくる力」。
そして「育てる力」。最後に「出す力」です。
良いお通じのためには、腸に良い食べ物をしっかり摂取する必要があります。
しかも、ただつくるだけでなく、腸内環境のバランスをなるべく崩さず、
良い材料となるものを食べなければなりません。
そこで、腸にとって最良の食べかすとなるのが、食物繊維です。
かつて食物繊維は消化できないため、人間の体に必要ないものと思われていました。
でも、現在では腸内をキレイに保つために重要な役割を果たすことが証明されています。
そして今度は食べかすを排泄しやすいように食物繊維を育てなければなりません。
それには腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑えるような食事をし、
腸内フローラのバランスを整えることが重要です。
腸内環境を良くするためには、ヨーグルトや発酵食品を積極的にとり、
生きたまま腸に届く善玉菌を送り込みましょう。
食べるだけでなく「出す」というところまでが腸の仕事のサイクルです。
その為に、食事だけでなく運動にうよって下半身の筋肉を鍛えて、
日頃から出す力を強化しましょう。
つくる力=食物繊維
育てる力=ビフィズス菌・乳酸菌
出す力=腸腰筋(お尻周辺の筋肉)
これらの力を高めれば、腸内環境はいつも良好に保たれて腸が強くなるだけでなく、
肥満防止、免疫力向上、さまざまな病気の予防にもつながります。
今からでも腸を強くする知識を身につけて健康な未来を手に入れましょう。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
減塩レシピ
「塩分は控えたいけれど、味気ない料理は辛い」塩分が多くなりがちな夏の定番「冷やし中華」レシピ。ゴマの風味を生かした牛乳が隠し味の特製ダレです。
★ゴマだれ冷やし中華
減塩のヒント
- 具の塩分に気を配る・・例えば、定番のハムは薄切り1枚で食塩相当量0.4g、量を控えるか塩分管理しやすい蒸し鶏に
変更しましょう。
- ポン酢を活用する・・・柑橘類の酸味が加わったポン酢は、同僚の醤油を使った場合の比べて食塩相当量量は約1/2!
大さじ1の食塩相当量はポン酢1.3g、醤油2.6g
- たれはなるべく残す・・中華麺には塩分が含まれているので、たれはなるべく残すように心がけましょう。
材料/2人分 材料はオゾン処理しておく
中華麺・・・200g
鶏胸肉(皮なし)・・・200g (塩・小1/2 砂糖・小1 水・大4 酒・大2)
もやし・・100g きゅうり・・1本 ミニトマト・・50g ゆで卵・・1個
ゴマだれ(鶏肉の蒸し汁1/2カップ 練り白ごま・・50g ポン酢・・大2
砂糖・・大1と1/2 塩・・小1/2 C&C・・1袋)
牛乳・・大4
作り方
① 鶏肉は肉たたきで20回ほどたたき、塩と砂糖を順にもみ込む。耐熱皿にのせて、水と酒をまわしかけ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで(600W)で4分加熱する。そのまま粗熱がとれるまでおく。
② もやしは熱湯で30秒ほどゆでてザルにあげる。きゅうりはせんぎりにする。トマトはヘタを除いて縦4等分に切る。卵は縦半分に切る。
③ ゴマだれの材料を混ぜ合わせ、牛乳をくわえてよく混ぜる。
※練りごまは混ざりにくいので鶏肉の蒸し汁は少しずつ加える。
④ 中華麺を表示時間どおりにゆでてザルにあげ、水で洗って水気をよく切る。器に麺を盛り、②と手で裂いた鶏肉をのせ、たれをかける。
★豚肉とねぎの卵チャーハン
豚肉の脂も味付けのうち!ご飯によくまとわせるのがポイント。
材料/2人分
豚バラ薄切り肉・・・100g 塩・・・小1/2 胡椒・・・少々
小ねぎ(小口切り)・・10本(30g) 卵・・2個 ご飯・・400g
オリーブ油・・・大1/2
A(顆粒鶏ガラだし・・小1 塩・・少々 酒・・大1)
クッキングミネカル・・2振り
作り方
① 豚肉は5mm幅に切り、塩・胡椒で下味をつける。卵はときほぐす。
② フライパンにオリーブ油を入れて中火にかけ、卵を流し入れる。
大きく混ぜて半熟状になったらご飯をくわえ、強めの中火で2分ほど炒めて取り出す。
③ ②のフライパンに豚肉を入れて、中火で2分いためる。
小ねぎ、混ぜ合わせたA、クッキングミネカルを加えて30秒炒めたら、②を戻しいれて1分ほどいためる。
★トマトみょうが冷やっこ
みょうがの香りがアクセント。一味唐辛子で味を引き締めます。
材料/2人分
絹ごし豆腐・・・2/3丁(200g) ミニトマト・・・10個(100g)
みょうが・・・2個 オリーブ油
A(ポン酢・・・大1 塩・・・小1/4) 一味唐辛子・・適量
作り方
① 豆腐はスプーンですくい、キッチンペーパーの上にのせて水気を切る。
② トマトはヘタを除いて薄い輪切りに、みょうがは小口切りにし、Aと合わせる。
③ 器に①を盛り、②をのせて、オリーブ油をかけて一味唐辛子をふる。
栄養と料理参照
体を守る免疫、ウイルスやガン細胞を攻撃する免疫細胞は腸から作られています。
小腸・大腸合わせて体の70%の免疫細胞が集中しています。
特に小腸の表面にある絨毛(じゅうもう)には
病原菌などの外敵から体を守るリンパ節に指令を出すセンサーが
突起1つにつき30~40個も存在します。
そのため、小腸は「免疫の司令塔」とも呼ばれています。
また、大腸には体の20%にあたる免疫細胞が集中しています。
さらに、小腸の免疫機能を正常に働かせるために、大腸にすむ善玉菌の
働きが不可欠であることが最近の研究でわかってきました。
病気を未然に防ぐ力も、腸内フローラのバランスが大きく左右するということになります。
**セロトニンも腸でつくられる**
セロトニンはやる気を引き出し、精神を安定させるための脳内物質です。
セロトニンが不足すると、うつ病の原因になります。
セロトニンをつくるためにはトリプトファンという物質が必要です。
食べ物からトリプトファンを合成するために必要なのが腸内細菌です。
腸内細菌のバランスが悪いと、トリプトファンの合成に必要な
酵素やビタミンB6を腸内で産生できません。
体だけでなく心の健康のためにも腸内細菌のバランスが大切になってきます。
腸が喜ぶ食事をたくさんとって、腸をいたわりましょう。
乳酸菌や食物繊維をたくさん摂ることで腸内環境も良くなりますので
たくさん食べましょう。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
腸内の細菌のバランスは善玉菌が優位になると体調も良いです。
腸内の善玉菌が優位になると
★免疫力アップ
★整腸作用
★消化、吸収の促進
上記のような効果があり、結果的に
♬老化防止
♬健康促進
♬アレルギー改善
♬美肌
♬気力充実
などのうれしい結果がおこります。
そのため、外見は若々しく、体調は万全、やる気に満ちた行動的な性格
まさに無敵な状態の人生が送れそうです。
逆に悪玉菌が優位になると
×腸内腐敗
×細菌毒素の産生
×発がん性物質の産生
等の現象が起こり
結果的に
↓病気になりやすい
↓老化促進
↓アトピー、花粉症
↓肌荒れ
↓無気力、疲労
などの症状が出ます。
**乱れた生活が悪玉菌を増やす**
腸内フローラのバランスが整っていると病気知らずの生活が送れます。
多くの人が理想とする「ピンピンコロリ」の天寿を全うすることができるでしょう。
ただ、気を抜いた生活を送ると腸内フローラのバランスは知らないうちに崩れていきます。
例えば、肉食過多、油のとりすぎ、野菜不足、運動不足などです。
すると悪玉菌が増えてきます。
最初に起こるのが、下痢や便秘。
これは腸内フローラからの「悪玉菌が増えて危険だよ」のサインです。
その時点で腸内環境を良くするように生活を改めましょう。
若さの秘訣は腸内フローラにあります!
腸を元気にしていきましょう。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
健康は、腸内フローラ(腸内細菌)のバランスをどう考えるかということにつきます。
実は腸内細菌ではっきりとした存在が分かっているのは3割に過ぎません。
残りの7割は未知の菌です。
それらの未知の菌を日和見菌と称しています。
日和見菌は「酪酸」という物質を生産していることが多いそうです。
酪酸・酢酸・プロピオン酸は腸内細菌を良くする物質です。
中でも酪酸はガンの細胞を抑制する重要なカギとなるものです。
これまで、健康のためには乳酸菌、ビフィズス菌が重要であると言われていましたが、さらに日和見菌の中で酪酸を産生する「酪酸菌」も大切になってきます。
酪酸菌を十分に生かすには食物繊維、つまり野菜をとることがポイントです。
**腸内フローラの理想的なバランス**
善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7
を目指したいものです。
年をとるとバランスがくずれて、1:2:7あるいは1:3:6になることもあります。
ニュー・ヘルスフーズの商品「c&c+」は乳酸菌や食物繊維を多く含んだ商品ですので、腸内バランスが気になる方は一度試してみてください。
**病気と腸内フローラ**
・うつ
腸内フローラは心の状態にも密接に関係します。
腸内フローラのバランスが崩れると精神状態に影響を及ぼすアドレナリン、ドーパミン、セロトニンといった脳内物質の分泌に異常をきたします。
そのため、うつや、様々な精神疾患の原因になります。
また、腸内フローラが変わると、無気力な人が活発になったり、攻撃的な人が穏やかになったりと、人間の性格も変わります。
・糖尿病
糖尿病は一度かかると完治は難しいといわれていました。
ところが、アメリカの実験で、ある腸内細菌によってインスリンの分泌が4倍に増えることが分かりました。
腸内フローラにその菌が増えれば、糖尿病にかかりにくくなります。
現時点では、食物繊維やポリフェノールを多くとることが有効といわれています。
・ガン
大腸は栄養を栄養を吸収しきった食べかすが最終的に行き着く場所です。
大腸にたどり着いた食べかすには様々な有害物質が含まれています。
腸内フローラのバランスが悪く、いつまでも発がん物質が停滞していると腸から吸収されて、全身に悪影響がおよびます。
・メタボ
どんなにダイエットしても痩せない人は、肥満を招く腸内細菌が体に染みついているのかもしれません。
腸内細菌には「肥満型菌」と「やせ型菌」があります。
腸内フローラのバランスを整えて「やせ型菌」の割合を増やしましょう。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自分で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
ビタミンC、別名「アスコルビン酸」とも呼ばれています。
多くの食材は、果物や野菜です。
パプリカ、ブロッコリー、キウイ、イチゴ、オレンジなどは特に豊富に含まれています。
便秘気味の人におすすめなのが、50mgのビタミンCをコップ1杯の冷たい水と一緒に摂ると、腸の蠕動運動を高め、便秘を解消してくれます。
ビタミンCの大きな働きに抗酸化作用があります。
ビタミンCは水溶性のため体の60%を占める水分において様々な場所で抗酸化作用を発揮し、腸内でもビタミンCが活躍します。
★キウィソース
肉や魚料理との相性もぴったり。さわやかな酸味でおいしさアップ。
材料/
キウィ(すりおろす)・・2個 オリーブ油・・大2 C&C・・1袋 塩少々
作り方
すりおろしたキウィに、オリーブ油、C&C、塩を加える。
アレンジレシピ
〇白身魚のカルパッチョ
白身魚のお刺身用をお皿に並べて、キウィソースをかけるだけ。
さらにペッパーがあれば振り掛けましょう。ホタテもおすすめです。
〇牛肉のソテー
塩胡椒した牛ソテー肉をオリーブ油で焼いて、食べるときに甘酸っぱいキウィソースをかけます。
キウィソースはタンパク質を分解するので、肉をキウィソースに漬けてから焼く方法も。肉が柔らかくなります。
★グレープフルーツのマリネ
材料/
グレープフルーツ(薄皮をむく)・・1個 はちみつ・・大2 ブランデー大1
C&C・・1袋 ミント葉・・少々
作り方
グレープフルーツにはちみつ、ブランデー、C&Cをかけてしばらく冷やし
ミントを添える。
★ゴーヤと厚揚げの炒め物
ゴーヤはビタミンCと食物繊維がたっぷり。厚揚げからはマグネシウムが摂れます。
材料/
ゴーヤ(種をとって半月切りにし塩少々ふる)・・1/2本 厚揚げ・1/2枚
塩・・少々 しょうゆ塩胡椒・・少々 オリーブ油・・小2 鰹節・・少々
作り方
①ゴーヤに塩をふって、水気が出たらさっと洗って良く水気を切る
②厚揚げを焼きつけ、塩をふり取り出す。
③オリーブ油を熱してゴーヤを加え、油が回ったら厚揚げを入れて、しょうゆ、塩、胡椒で味を調えて鰹節をのせる。
★ブロッコリーのフリット
茹でずに生のままあげるのが、サクッと仕上がる秘訣。揚げたてを熱いうちに。レモンを絞るといっそうおいしい。ビタミンCが豊富なブロッコリー。
材料/
ブロッコリー(小房に分ける)・・1/2株
A(牛乳・・大2と1/2 塩ひとつまみ オリーブ油・・大1/2
小麦粉・・1/4カップ 卵白(しっかり泡立てる)・・1/2個)
揚げ油(170℃)・・適宜 レモン1/8切れ
作り方
①Aをよく混ぜ、小麦粉をふり入れて混ぜ、卵白を加えて全体をさっくりと混ぜる。
②ブロッコリーを①につけて、170℃の油で揚げる。
③レモンを絞って頂く。
Dr.クロワッサン参照
TVのCMなどですっかりお馴染みとなった悪玉菌、善玉菌は腸内に棲んでいるのはご存じかと思います。
これらの腸内細菌は1000種類以上あり500兆個以上も生息しているといわれています。
その重さは約1.5kgにもなると言われています。
腸内フローラとは、この膨大な数の細菌の生態系のことを意味します。
どの菌がどれだけいるかというバランスが私たちの健康に大きく関係します。
腸内フローラは人によって異なります。
病気になりやすい人、いつまでも若々しい人、疲れやすい人といった個性は腸内フローラによるものです。
私たちの健康や美容はもちろん、脳、性格にいたるまで影響を及ぼしています。
現在、世界規模で腸内フローラをガンや糖尿病などの病気の治療に役立つための研究が進められているそうです。
**腸内フローラの改善が病気を治す**
現在、注目されているのが腸内細菌を直接、腸内に移植して腸内フローラを整える方法(フローラ移植)です。
しかし、現在は倫理的な問題からフローラ移植は近親者のみ許されているのみです。
また、腸内細菌を安全に取り扱うためには細心の注意が必要です。
実は、大腸は病気の発生源。
一見すると全く関係ないように思える病気にもほとんど大腸が関係しています。
大腸のやっかいなところは、排泄されるべき有害物質が体内に吸収され、そのまま血流にのって全身に蔓延することです。
その結果さまざまな病気を引き起こすことになります。
これを防ぐためには、腸内に溜まった有害物質を速やかに排出するほかありません。
その為に重要なのが腸内フローラです。
腸内フローラによって大腸が元気になるか、病気になるかが決まります。
このコントロールは薬ではできません。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
腸を元気にすると気持ちも元気になります。
サプリメントを活用して腸内フローラをキレイにしていくのもいいかもしれません。
https://new-hf.co.jp/item/
健康長寿には筋肉が深く関わっていることがわかってきました。
筋肉量は20歳頃を過ぎると少しずつ減っていき、70歳代では20歳代の半分ほどになります。
加齢や生活習慣などの影響によって、筋肉が急激に減少する状態を「サルコペニア」といいます。
サルコペニアは高齢者に多く見られますが、今日の日本では、デスクワークや自動車に頼る生活習慣などで、子供から中高年のなかにもサルコペニア予備軍がいます。
サルコペニアになると、転倒や骨折をしやすくなり、将来寝たきりになるリスクが高まります。
また、筋肉は血糖値の調節も行っています。
糖の多くは一時的に筋肉にため込まれます。
筋肉が減って糖の保管場所が減少すると、血糖値の変動が大きくなり、糖尿病のリスクが高まります。
75~84歳の高齢者の10年後の生存率を調べた研究で、筋肉の量が多いほど長生きできることがわかってきました。
これは筋肉量が少ないと、感染症にかかりやすくなったり、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳卒中などの発症リスクが上がることを意味します。
また、近年、筋肉から血管を保護する作用のあるホルモンや、ガンの増殖を防ぐホルモンが分泌されることも明らかになりました。
**筋力トレーニングの目的**
“筋肉を鍛える”というと筋肉を太く、大きくするというイメージがありますが、筋力トレーニングの目的はそれだけではありません。
筋肉を動かす神経の動きを改善して、動きを良くするのも重要な役目です。
筋肉は筋線維の束から出来ています。私たちは普段この筋線維の20%しか使ていません。
筋力トレーニングをするうちに、筋肉を動かす神経の働きが良くなり、筋力を最大限に発揮できるようになっていきます。
女性の場合、筋力トレーニングを行うと、女性らしいしなやかな体になります。
また、高齢になっても筋肉を増やすことが出来ます。
要介護の高齢者を対象に行った調査では、1時間の運動を3回続けると、1年間で筋肉が5.5%増加したそうです。
**血圧が高い人は力む運動は行わない**
高血圧や、過去に心筋梗塞を患った人は、強すぎる筋力トレーニングを行うと危険です。
筋力トレーニングで力むと血圧が急上昇したりしますので、お医者さんと相談しながら運動を行いましょう。
また、健康な人も呼吸を止めて行うと血圧が上がりやすくなりますので呼吸を止めないよう意識しましょう。
※今回の記事は「日本健康マスター検定」公式テキストを参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
運動の最大の効果として挙げられるのが、減量です。
1日10分間歩く時間を増やすと、標準体重の人で約30kcalほどの消費エネルギーが減ります。
それを365日間続けると約10,000kcalになります。
体重1kgは約7000kcalに相当しますので、10分間1日の運動を増やすことで1年間で1.5kgほどの減量ができる計算になります。
もちろん毎日30分運動を増やせば3倍の効果になりますが、30分間の運動を毎日続けられる人は極めて少ないです。
十分な減量効果を得るには食生活の改善を組み合わせることが必須です。
**若い血管を保つ**
運動による効果は原料だけではありません。
運動すると血管の内壁を覆っている内皮細胞から一酸化窒素という物質が分泌されます。
一酸化窒素には血管を拡張させたり、しなやかに保つ作用があり、血管が広がることで血圧も下がります。
運動によって心拍数が増えると心臓からANP(心房性ナトリウム利尿ペプチド)というホルモンが分泌されます。
ANPには利尿作用があり、体から余分な水分や塩分が排出されます。
これも血圧を下げることに繋がります。
さらに運動中は血液中のブドウ糖が消費されるので、血糖値が下がります。
運動を続ければ等を分解するインスリンが効きやすい体質になり、長期的に血糖値を下げることもできます。
家でゴロゴロすることが多かったり、座りがちな生活をしている人は、活動的な人に比べて糖尿病のリスクが約2倍になるといわれています。
運動にはHDL(善玉)コレステロールを増やす効果もあります。
HDLコレステロールは動脈硬化の進行を抑える効果があります。
つまり、運動は動脈硬化の予防につながります。
身体活動が多い人ほどHDLコレステロールが多いことが分かっています。
高血圧や高血糖も動脈硬化を進める大きな原因です。
運動によってこれらを改善すれば、動脈硬化を防ぐだけでなくその先にある脳卒中や心筋梗塞の予防にもつながります。
**運動と心の健康、認知症**
体を動かすことは心の健康にもつながります。
強いストレスを抱えていると、体も緊張して硬くなってしまいます。
ストレッチ等によって体をリラックスさせると、副交感神経が働き心もリラックスします。
近年、認知症は生活習慣の改善で予防できる可能性があることがわかってきました。
特に運動の継続による効果が期待されています。
6か月間週に2回、90分の運動を続けた人と、運動をしない人で、記憶力の変化を比較した研究があります。
運動を続けた人は大きく記憶能力が上昇した結果となりました。
このほか、慢性的な腰痛を和らげる働きもあります。
脳の血流がよくなったり、ドーパミンという物質が分泌されて痛みを抑える脳の仕組みが活性化するためです。
ドーパミンは楽しいと感じる運動をすると多く分泌されます。
**がん予防と運動**
日本人の死因の1位を占める「ガン」においても、体を動かすことによって予防効果が期待できることがわかってきました。
国立がん研究センターの研究では身体活動量の多い人は、少ない人に比べて発がんリスクが低いという研究結果が出ています。
肥満はガンのリスクを高めることがわかっています。
身体活動量を増やして肥満を改善することもがん予防につながります。
また、糖尿病によってインスリンが効きにくい状態は、ガンのリスクを高めるといわれており、運動によってインスリンの効きやすい体質にすることがガンに予防的に働くのではないかとも考えられています。
運動は毎日続けることが大事です。
頑張っていきましょう!
※今回の記事は「日本健康マスター検定」公式テキストを参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。