バランスの良い食事2021.7.15
健康のためにはバランスの良い食事をとることが大切です。
「バランス」を整えるうえで大切なのが5つの栄養素です。
・糖質(炭水化物)
糖質の一種であるブドウ糖は、脳にとって重要なエネルギー源です。
消化、吸収が良く、即効性があります。
「炭水化物」は糖質と食物繊維を合わせたもので、主食に多く含まれます。
・脂質
エネルギー源であり、体の細胞膜や神経組織、ホルモンの材料になります。
・タンパク質
アミノ酸で出来ており、筋肉や内臓、髪の毛など、体を作るものになります。
・ビタミン
体の調子を整えます。
水に溶ける水溶性ビタミンと、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあります。
水溶性ビタミンが9種類、脂溶性ビタミンが4種類
計13種類です。
・ミネラル
体の調子を整えたり、骨や血液のもとになります。
この5大栄養素のうち、特に重要な糖質、脂質、タンパク質は「三大栄養素」
と呼ばれています。
「日本人の食事摂取基準2015年版」では、
1日の摂取エネルギー量の50~65%を炭水化物で、
20~30%を脂質で、13~20%をタンパク質でとることが勧められています。
**食材や料理の組み合わせを意識する**
バランスの良い食事をとるには、一汁ニ采で献立を作るのが基本ですが、
さらに栄養バランスを整える方法があります。
少しの心がけで出来る事なので是非実践してみましょう。
・タンパク質は主菜1品からとる
肉や魚、卵、大豆製品などに豊富なタンパク質ですが、比較的エネルギーが高めです。
これらの食材を使うのは主菜1品のみとし、副菜や汁物からはとらないようにしましょう。
外食やコンビニ食を利用するときも意識してメニューを選んでみてください。
・油を使う料理は1食につき1品まで
油は1gで約9kcalと高エネルギーです。
揚げ物や炒め物など、油を使った料理は、出来るだけ1食につき1品にしましょう。
このほか、ビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源となる野菜は、1日350g、
また、イモ類は100gを目標にとるようにしましょう。
※今回の記事は「日本健康マスター検定」公式テキストを参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。