亜鉛の働きについて2021.1.14
亜鉛の働き
今回は亜鉛についてのお話しです。
亜鉛は体内では鉄に次いで多い必須微量元素で、体重70kgの人に
約2.3g含まれており、多くの酵素の活性に関与しています。
亜鉛の主な働きは以下の通りです。
~成長を促進させる~
細胞の新陳代謝に必要な栄養素で、細胞の新生を活発化し、また、骨や皮膚の発育を促進します。
~味覚を維持する~
亜鉛が不足すると、味覚障害を引き起こします。
~その他~
白血球の免疫反応を高める作用があります。
生殖機能に関与し、女性ホルモンの分泌や精子の形成を促進する働きがあります。
亜鉛が不足すると、味覚障害、肌荒れ、脱毛、情緒不安定、生殖機能の低下などがおこります。
現在亜鉛の平均摂取量は成人男性で10mg/日、女性で8mg/日です。
実際の平均摂取量は成人男性8.9mg/日、女性で7.1mg/日となっています。
若干不足気味といえます。
亜鉛をサプリメントで補う場合、単品で飲むより
ビタミンCと一緒に摂取した方が吸収率が高まることが分かっています。
亜鉛を多く含む食材には、牡蠣、レバー、カニ、牛肉、そら豆、レンズ豆などがあります。
食事で摂取が難しい場合にはサプリメントを活用しましょう。
※今回の記事は糸日谷秀幸先生著書「ミネラル&サプリメントセミナー」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
公開日:2021年1月14日
カテゴリー:日記
タグ:亜鉛