冷やし焼き芋でさらにパワーアップ2022.10.20
さつまい芋は太りやすい!?
さつま芋=太るというイメージもありますが、それはおそらく、糖質が多いため。
しかし実は、便秘解消やダイエットに効果的な食材でもあります。
秘密は『食物繊維』
『水溶性食物繊維』は糖質やコレステロールの吸収を抑え、血糖値の急激な上昇を防いでくれます。そして『不溶性食物繊維』が腸を刺激して、排泄を促してくれます。さつまいもは、水溶性・不溶性ともに食物繊維が豊富なのです。
イモ類ではサツマイモだけに含まれる『ヤラピン』という成分にも、腸を刺激し、働きを活発にする作用があります。ヤラピンは、さつまいもを切ったとき皮の近くからにじみ出てくる白いネバネバした液で、さつま芋を皮ごと食べることでより多く摂取できます。
また、『冷やし焼き芋』にすることで、さらにパワーUPします。焼き芋を冷やすとデンプンが『レジスタントスターチ』という消化されにくい構造の物質に変わり、血糖値やコレステロール値の上昇を防いだり、排便を促したりといった食物繊維とよく似た働きをしてくれるのです。
つまり、冷やし焼き芋を皮ごと食べる事で『もともとたっぷりの食物繊維』+『ヤラピン』+『レジスタンススターチ』、3つの効果によりさつま芋は便秘解消やダイエットにおいて頼もしい食材となるのです。
菓子類やパンのかわりに利用しましょう。
済生会広報誌参照