脳の神経伝達について2021.1.22
脳の神経伝達物質
脳の神経伝達物質には、以下のものがあります。
それらの神経伝達物質にはそれぞれ異なる役割があります。
その代表的な役割を下記にあげました。
① ドーパミン・・・やる気が出ている時に分泌される
② セロトニン・・・幸せを感じる時に分泌される
③ アドレナリン・・・肉体が興奮状態となった時に分泌される
ドーパミンが増えれば、「やるぞっ!」という気持ちを強く持つことができ、ここ一番の集中力も増します。
大事なことをやらなければいけないのにやる気が出ない・・・。
そんな時は、ドーパミンが体内で分泌されていない状況になっているのかもしれません。
ドーパミンは「チロシン」を含む食べ物から作られます。
その、チロシンを含む食べ物は、リンゴ、バナナ、スイカ、アボカド、
シイタケ、チョコレート等々様々な食べ物に含まれています。
ドーパミンを増やす飲み物は、コーヒー、紅茶です。
運動をすることでドーパミンを増やせます。
ウォーキングやジョギングでも効果がありますので、ドーパミンを意識して
これからウォーキングを行ってみてください。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。
セロトニンが体内に増えることで、ストレス軽減やリラックス効果が大きくなり、睡眠の質もよくなります。
セロトニンが作られるのは腸です。
セロトニンを増やすためには、腸内環境をよくすることが重要になります。
セロトニンが不足すると、うつ病や、睡眠障害、無気力感などが起こります。
セロトニンを食事で増やすためにはアミノ酸であるトリプトファンとビタミンB6が必要です。
バナナはトリプトファンもビタミンB6も含まれているため、セロトニンを増やすには都合の良い食べ物です。
アドレナリンは別名、闘争と逃走の神経と呼ばれており、激しい運動を行う時に活性化されます。
これら3つの神経伝達物質がバランスよく存在すると、毎日元気に過ごせます。
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