腸内環境

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免疫力を高めて病気を防ぐ2021.5.10

ビタミンA、C、E 食物繊維

ビタミンA、C、E 食物繊維を摂ることにより

免疫力をアップしていきましょう。

 

**あらゆる病気を防ぐ**

人間には免疫力がそなわっています。

免疫力とは、外敵から身を守る防衛能力です。

この能力が低下すると風邪などにかかりやすくなったり、

アレルギー症状を起こしたり、生活習慣病に侵されやすくなります。

 

免疫力を保つには日々の食事が重要になります。

いろいろなものをバランスよく食べましょう。

 

免疫力をさらに上げるには、抗酸化食品と食物繊維を

しっかりとるようにしていきましょう。

 

**スカベンジャーで免疫力を強化**

人の生命活動で産出される活性酸素は、細胞を傷つけ、病気にかかりやすくさせます。

そのうえ、体の老化を進めます。

 

この活性酸素から身体を守ってくれるのがスカベンジャーです。

スカベンジャーとは「掃除屋」という意味で、文字通り、体内の活性酸素を除去する働きをします。

 

このスカベンジャーのもとになるのが、ビタミンA、C、E、ポリフェノールといった栄養素です。

ビタミンA、C、Eは抗酸化力の高い栄養素です。

ビタミンAは体の防衛器官である皮膚や粘膜を正常に保ち、

ビタミンCは強い抗酸化力で細胞を強化します。

ビタミンEは血行を促進させ、有害な過酸化脂質の生成を抑え込みます。

 

この3つの有力抗酸化ビタミンを「ビタミンACE(エース)」と呼ぶことがあります。

 

ポリフェノールは多くの植物性食品に存在する成分で、

発生した活性酸素を封じ込める働きがあります。

 

ビタミンACEとポリフェノールをしっかりとって、活性酸素から身体を守り

免疫力を強化していきましょう。

 

**免疫をつかさどる腸内環境**

細菌やウイルスから身体を守る免疫システムの中で重要な役割を果たしているのが

「腸内細菌」です。

腸内細菌は免疫力を高める善玉菌、免疫力を低下させる悪玉菌、そのどちらでもない日和見菌

があります。

 

免疫力を向上させるには善玉菌を増やし、腸内の細菌のバランスを良くすることが大切です。

そこで役立つのが「食物繊維」です。

 

食物繊維はその吸着性と粘性で、悪玉菌のもととなる毒素を体外に排出させます。

この一連の作用で悪玉菌の活動が抑えられ、

また一方で、善玉菌であるビフィズス菌の増殖を促進します。

 

**免疫力をアップさせる生活のポイント**

・体をひやさない

体温が1℃上昇すると免疫力が約6倍近く活性化するといわれています。

そのため、体温は免疫力に大きく左右されることになります。

 

・日常生活で大いに笑う

笑うことで免疫力が上がります。

 

・適度な運動をする

有酸素運動は免疫力を高めます

 

以上の様な事を心がけて生活していきましょう。

 

※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

 

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カテキンの効果2021.4.22

カテキン

カテキンを多く含む主な食品として

緑茶、番茶、ほうじ茶などがあげられます。

今回はカテキンの効果について書いていきます。

 

カテキンとは、抗酸化パワーを発揮してガンを予防する

緑茶ポリフェノールです。

カテキンは次のような方におススメします。

・ガン、生活習慣病を予防したい

・虫歯になりやすい

・口臭が気になる

 

**生活習慣病を予防する働き**

カテキンは緑茶に含まれる苦味成分で、ポリフェノールの一種です。

緑茶のみならず、番茶、ほうじ茶などの日本茶全般に含まれています。

その中でも、緑茶が最もカテキンを多く含んでいます。

 

カテキンは血中脂質を正常にする働きがあります。

その結果、脂肪肝を予防したり、血液ドロドロ現象からくる動脈硬化や血栓

などを抑制します。

 

また、抗がん作用についても効果が認められているそうです。

埼玉県のがんセンターで20年間の追跡調査をしたところ、

1日に緑茶を3杯以下しか飲まない人の、ガン罹患率を1とすると

10杯以上飲む人は0.61となり、

発がん率が40%近く軽減されることがわかったそうです。

 

最近では、緑茶カテキンが環境ホルモンの働きを阻害するとの研究結果

も発表されているそうです。

環境ホルモンは体内で性ホルモンの受容体と結びつき、

人体に害を与えます。

ところが、カテキンは性ホルモン受容体と結合すると性質があるため、

環境ホルモンが結合するのを防ぎます。

 

このほかの緑茶カテキンの効果は、抗アレルギー、虫歯予防、

口臭予防、腸内環境の正常化などがあげられます。

 

**食後のお茶が虫歯を防ぐ**

歯のエナメル質を強化して虫歯になりにくくする

「フッ素入り」の歯磨き粉が広く市販されていますが、

じつは、緑茶にもこのフッ素成分が含まれています。

さらに、歯間の食べかすを取り除くサポニンや、

口腔の雑菌を抑えるタンニンも含んでいます。

 

食後にお茶を飲む習慣はリラックス作用をもたらすだけでなく、

虫歯予防と口臭予防の効果があったのです。

 

※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。

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腸の仕事と腸の大切さ2021.3.4

腸について

私たちの腸内にはおよそ100兆個もの細菌がすみついています。

重さにすると約1kgにもなります。

 

腸内細菌は、消化、吸収、排泄に関わるだけでなく、以下のような働きをします。

・ビタミンやホルモンを生成する

・免疫力や自然治癒力を高める

・消化、吸収、排泄を助け、代謝システムを整える

・外部から侵入した病原菌や有害菌を排除し、感染を防ぐ

・発がん性物質や、化学物質を分解、排泄する

・消化酵素や、代謝酵素の活性を高める

 

腸はさまざまな仕事を行っていることがわかります。

日ごろから腸内のバランスを整えましょう。

善玉菌・・・私たちに有益な菌で、ビフィズス菌や乳酸菌の仲間です。

これらは栄養の吸収をサポートします。

善玉菌はビタミンB群などのビタミン類、女性ホルモン、副腎皮質ホルモン等のホルモンを産生しています。

 

悪玉菌・・・悪玉菌が体内で増殖すると腐敗醗酵便が起こりやすくなり、アンモニアなどの有害物質が発生します。

そのため、お腹が張ったり、臭いおならが出たりします。

これらの有害物質は腸から吸収され肝臓に運ばれて解毒されるため、肝臓の負担も大きくなります。

 

日和見菌・・・体内で善玉菌が有利な時は善玉菌になり、悪玉菌が有利な時は悪玉菌になります。

この日和見菌が腸内細菌の大半を占めています。

この上記の善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つが腸内細菌ですが、偏った食事、ストレスなどで腸内細菌のバランスは崩れます。

 

腸内の悪玉菌が増えると腸内が汚れ、免疫力が低下し、生活習慣病にもかかりやすくなります。

 

腹が据わる・・・度胸がある

腹を決める・・・決心する

腹を立てる・・・怒る

腹に落ちる・・・なるほどと思う

 

腹にまつわる慣用句は多くあります。

昔の人はそれだけ腹(腸)が大事なのだと気が付いていたのだと思います。

人間の腸と感情は強く結びついています。

 

最近の研究で、腸にも脳があることがわかってきました。

脳内の神経伝達物質であるセロトニンが腸にも存在していたそうです。

セロトニンとは、精神の安定や安心感や平常心、頭の回転を良くするなど、脳を活発に働かせる鍵となる物質です。

つまり、腸は賢く、豊かな感情をもっているのです。

腸が「第二の脳」と言われるのはそのためです。

 

腸は非常にデリケートです。

おならが臭かったり、下痢をしたり、肌荒れになったら、

腸内環境が崩れているかもしれません。

バランスの良い食事をこころがけ、

適度な運動を行い

ストレスを溜め込まないことがとても大切です。

 

腸が奇麗になったら血液もキレイになります。

血液が奇麗だと全身に酸素が十分にいきわたり、

いつまでも元気な体でいられます。

体が元気だと心も元気!

いつまでも健康な体でいましょう。

 

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キレイな血液はキレイな腸から2021.3.2

キレイな血液はキレイな腸から

キレイな血液と十分な酸素があれば、病気にならないと言われます。

 

では、どうすれば奇麗な血液を保てるのでしょうか。

それは、腸を奇麗にすることです。

 

植物で例えると、木が元気でいられるのは、土の中にしっかり根を張っているからです。

根が土から栄養分を吸い上げてくれるから、木も元気でいられます。

私たちは地上に出ている部分しか見えていませんが、支えているのは根っこです。

 

人間で言えば腸が根っこの役割をします。

 

腸は食べ物を消化吸収して、栄養分を血液に送ります。

この機能が衰えると、細胞に十分な栄養がいきわたらなくなります。

また、腸が汚れていて、腐敗した便が腸の中にあると、

腐敗便から発生した有害物質も一緒に血液の中に送りこまれます。

 

植物にとってのライフラインが根であるように、私たちの健康のカギを

握るのは腸といえます。

 

腸が汚れている人は血液も汚れますが、動脈硬化や糖尿病などにもなります。

当然、大腸がんや大腸ポリープなどにもなりやすいです。

 

~生命を支える腸の仕組み~

口から食道、大腸、肛門までをまとめて消化管と言います。

長さは約9メートルです。

私たちが食べた物は約24~72時間かけて消化吸収され、不要なものは排泄されます。

 

口と肛門は直接外界に繋がっており、そういう意味では、

消化管は外側にある臓器で皮膚と同じものと考えられます。

 

でも、私たちは毎日皮膚を洗いますが、腸を洗ったりはしません。

しかも腸は、栄養分や水分を吸収しなければならないので、

皮膚よりも開放的になっています。

(その分汚れやすくなります)

 

腸は私たちの生命を支える土台部分です。

腸の仕組みを理解して、常にきれいに保ち、十分に機能が発揮できるようにしておきましょう。

 

以下の項目にあてはまる時は腸内環境が崩れているため、

乳酸菌、ビフィズス菌、食物繊維などを摂って腸を元気にしていきましょう。

・常に便秘がちである

・下剤を使わないと排便できない

・よく下痢する

・おならが良く出る

・おならが臭い

・下腹部に不快感がある

・腹部が張っている

・血便がある

 

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血液と酸素の必要性2021.2.22

血液と酸素の必要性

人間の体に酸素を運んでいるのは血液です。

細かく言うと、血液の中の赤血球のヘモグロビンが酸素を運んでくれます。

このヘモグロビンは以下の材料で出来ています。

・鉄

・タンパク質

 

体内の鉄が不足したら、

血中のヘモグロビンの量が減り、酸素を上手く体内に運べなくなる(酸素欠乏)

と同時に、貧血になります。

酸素欠乏になると、主に以下のような症状がでます。

頭がボーッとなったり、重くなったりする

めまいがする

肩こり

自律神経が乱れる

イライラする

手足が冷たくなる

 

貧血の症状として主なものをあげてみました。

動悸・・・動悸は、酸素不足を察知した体が、心臓を速く動かして血液を大量に流すことで、

酸欠を解消しようと体が動いてくれている信号です。

 

息切れ・・・息切れは、呼吸を激しくして少しでも多くの酸素を取り入れようとする体の信号です。

 

疲れやすい・・・酸素が不足するとあらゆる細胞の機能が低下します。そのため、体が疲れやすくなります。

 

このように鉄が不足することで、体がうまく機能しなくなります。

積極的に鉄分の多い食材を摂りましょう。

 

同時に血液もキレイにしておく必要があります。

汚い血液はドロドロ血液と言われ、うまく酸素が全身に運ばれなくなります。

 

食べ過ぎなどで腸が汚れている場合、そこから有毒ガスが大量に発生します。

その有害物質を解毒、排泄するために多くの酸素が使われます。

こうなると体内は酸素欠乏状態になります。

腸の汚れが原因で酸素欠乏になる場合には、

是非とも乳酸菌やビフィズス菌、食物繊維を摂ってキレイな腸内フローラを作り上げましょう。

 

血液と酸素は車の両輪のような感じです。

血液と酸素が私たちの生命をしっかり支えてくれています。

日常生活の中で、たまにはこのことを思い出していただけたら幸いです。

 

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寝つきが悪い人2021.1.26

寝つきが悪い人

夜 なかなか寝付けないという悩みを持っていらっしゃる方は結構多いかと思います。

今回は寝つきが悪くなる原因についてのお話しです。

寝つきが悪い原因の一つに「メラトニン」不足が挙げられます。

人間は深部体温(内臓の温度)が下がると眠くなります。

この体温を下げる働きをメラトニンが行っています。

 

メラトニンは脳の松果体という所で分泌されます。

このメラトニンを作るためにはタンパク質、鉄などのミネラル、ビタミンB群が必要であり、

これらが不足すると寝つきが悪くなります。

又、メラトニンは日光を浴びることで体内の合成量も増えるので、

しっかり朝食をとった後は30分程度日光浴をすることが理想的です。

(日差しが強い時などは無理しないで、自身の体調相談しながら行ってください)

 

メラトニンは腸の細胞からも作られるため、腸内環境の良し悪しは睡眠の質にも関係してきます。

 

寝つきが悪い人のもう一つの原因はストレスです。

ストレスによる交感神経の過活動で体は常に緊張状態となっており、リラックスできなくなっています。

副交感神経を優位にして体をリラックスさせてあげましょう。

副交感神経を優位にする方法は人それぞれと思いますが、代表的なものをいくつかお伝えします。

(詳しい内容は別の機会のブログで紹介します)

・ぬるめのお風呂に入る・・・38℃~40℃くらいのぬるめのお風呂にゆっくり浸かりましょう。

 

・大きく深呼吸・・・発汗量や心臓の脈拍数は自律神経に支配されていますが、自律神経に支配されつつも、

意識すれば自分でコントロールが可能なのが呼吸です。ヨガの呼吸法や、腹式呼吸を行いましょう。

 

・ストレッチ・・・ストレッチを行うと副交感神経が優位になります。

 

・首の筋肉を温める・・・首には脳と全身を結ぶ神経や血管が通っています。

就寝前30分にホットタオルで首の筋肉を温めましょう。

 

※今回の記事は前野博之先生著書「成功する人ほど良く寝ている」を参考にさせていただきました。

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脳の神経伝達について2021.1.22

脳の神経伝達物質

脳の神経伝達物質には、以下のものがあります。

それらの神経伝達物質にはそれぞれ異なる役割があります。

その代表的な役割を下記にあげました。

 

①    ドーパミン・・・やる気が出ている時に分泌される

②    セロトニン・・・幸せを感じる時に分泌される

③    アドレナリン・・・肉体が興奮状態となった時に分泌される

 

ドーパミンが増えれば、「やるぞっ!」という気持ちを強く持つことができ、ここ一番の集中力も増します。

大事なことをやらなければいけないのにやる気が出ない・・・。

そんな時は、ドーパミンが体内で分泌されていない状況になっているのかもしれません。

 

ドーパミンは「チロシン」を含む食べ物から作られます。

その、チロシンを含む食べ物は、リンゴ、バナナ、スイカ、アボカド、

シイタケ、チョコレート等々様々な食べ物に含まれています。

ドーパミンを増やす飲み物は、コーヒー、紅茶です。

 

運動をすることでドーパミンを増やせます。

ウォーキングやジョギングでも効果がありますので、ドーパミンを意識して

これからウォーキングを行ってみてください。

 

 

セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれています。

セロトニンが体内に増えることで、ストレス軽減やリラックス効果が大きくなり、睡眠の質もよくなります。

セロトニンが作られるのは腸です。

セロトニンを増やすためには、腸内環境をよくすることが重要になります。

セロトニンが不足すると、うつ病や、睡眠障害、無気力感などが起こります。

 

セロトニンを食事で増やすためにはアミノ酸であるトリプトファンとビタミンB6が必要です。

バナナはトリプトファンもビタミンB6も含まれているため、セロトニンを増やすには都合の良い食べ物です。

 

アドレナリンは別名、闘争と逃走の神経と呼ばれており、激しい運動を行う時に活性化されます。

 

これら3つの神経伝達物質がバランスよく存在すると、毎日元気に過ごせます。

 

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2種類の食物繊維2021.1.19

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維

今回は2種類の食物繊維についてのお話しです。

食物繊維とは人の消化酵素で消化されない食品の成分を言います。

以前は食べカスと見なされていましたが、近年、有害物質の排泄や

栄養素の吸収、腸内環境の正常化などに有益であることが知られ、

重要な栄養素として認められています。

(則岡孝子先生監修 栄養成分の事典を参考にしました)

 

食物繊維には水に溶けるものと溶けないものがあります。

前者を水溶性食物繊維、後者を不溶性食物繊維といいます。

 

・水溶性食物繊維・・・昆布やわかめ等の海藻類

・不溶性食物繊維・・・豆類、ゴボウ、穀類等

この2つの食物繊維は微妙に異なった働きをします。

不溶性食物繊維とは、水に溶けない食物繊維です。

水分を吸収して数倍から数十倍に膨らみ、腸壁を刺激して

腸のぜん動運動を高めます。

肥満や便秘解消、腸の病気の予防に効果があります。

水溶性食物繊維とは、水に溶ける食物繊維です。

腸内で水分を抱え込んで、ヌルヌルとしてゲル状態となり、

有害成分を吸着して排泄します。

余分な栄養を吸着して、吸収を妨害するため、糖尿病や動脈硬化、

高血圧を予防します。

いずれも消化されないため、便の材料となる点で共通しており、

便秘解消に役立ちます。

 

食物繊維たっぷりの食事は、血糖値がゆっくり上昇しますので、糖尿病に効果的です。

一方大腸内では蠕動運動を活発にするので移動が速くなり、不要物である便は早く排泄されます。

 

食物繊維を上手に摂るためのポイントは、食事内容を伝統的日本食にすることです。

イモ類や根菜類には食物繊維がたっぷり含まれています。だし汁を効かせて煮物料理を作りましょう。

そこに、干しシイタケや切り干し大根、ヒジキなどの乾物を加えると、食物繊維がよりアップします。

 

 

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乳酸菌で腸内の腐敗便を減らす2020.10.16

腸は汚れやす環境

日常生活において適度な温度、水分、栄養が備わっていたらすぐにカビが生えてしまいます。

これと同じように、私たちの腸内には食べかすもあるし、水分もあって、

温度も37度前後と、細菌が増殖するにはもってこいの環境です。

汚れやすいのは腸にとって宿命かもしれません。

 

しかし、腸内細菌は私たちの生命活動において必要であるため、

棲んでもらわなければなりません。

その中でも善玉菌に多く棲んでもらう必要があります。

悪玉菌も全てが悪いわけではありませんが、悪玉菌はアンモニア等の有害物質を発生させて、

身体には良くありません。

 

食物繊維がお腹に良いと言われるのは、

有害物質を絡めとって速やかに体外に排出するからです。

 

健康な人でも大腸に入った食べカスが便状になって直腸にたどり着くまで、

約10時間かかります。便秘していればもっと長くなります。

腸を健康に保つことは免疫力を維持するうえで欠かせません。

悪玉菌をはびこらせると免疫力が低下し、病気になってしまいます。

 

悪玉菌が増える原因で大きなものは肉食です。

1970年代以降食の欧米化が進み、大腸ガンが増えました。

ある本で読んだのですが、マウス実験で、高脂肪、高たんぱくの食事を毎日摂らせると、

腸内の発がん関連の悪い酵素が増えたそうです。

つまり、そのような酵素を作り出す悪玉菌が増えて、

大腸ガンが発生する可能性も高くなるということです。

 

胃は胃酸があるため強い酸性になっていますが、

小腸、大腸、肛門に下がるにしたがって酸性からアルカリ性に傾く傾向があります。

アルカリ性を好む腐敗細菌には格好の条件です。

大腸菌やウエルシュ菌などの悪玉菌は腸内をアルカリ性にする作用を持っており、

腸内のアルカリ化傾向に拍車をかけています。

これにブレーキをかけるのが乳酸菌やビフィズス菌に代表される善玉菌です。

善玉菌は腸内を酸性又は中性にします。

 

私たちの腸内に棲む細菌の顔ぶれには個人差があります。

同じ人でも腸内細菌の現状は日々変化しています。

ですので、相性の良い乳酸菌と出会える可能性は低いと考えられます。

自分に合った乳酸菌のサプリメントを探して1日でも早く腸内環境を整えていきましょう。

 

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腸内腐敗便の原因とその予防・改善方法2020.10.13

腸内腐敗便を引き起こす原因

腸内腐敗便を引き起こす原因には次のことが挙げられます。

  • 食生活
  • 消化不良
  • 精神的ストレス
  • 遺伝的消化不良
  • 食品添加物
  • 運動不足
  • 睡眠不足

それぞれの内容について詳しく見ていきます

食生活

現代人は野菜、海藻、きのこなど食物繊維を含む食材の摂取が減っています。

そして、ほとんどの人が間食を摂らない日はないのではないでしょうか。

そのため、腸の中は腐りやすい食べ物でいっぱいです。

 

高カロリー、高たんぱく、高脂肪などで、糖尿病や循環器系の疾病、

メタボが増え続けています。

 

高栄養により腸内が腐敗便化していきます。

腐敗便の毒素を浄化するために多くの体内の酸素を使うため、

体内は酸素欠乏状態です。

 

 

消化不良

早食い、大食いの人は、唾液とよく混ざらずに胃の中へ入っていきます。

唾液は消化酵素の働きがあるため、

その消化酵素不足から消化不良を起こし、

腸内の腐敗便化を起こします。

 

 

精神的ストレス

精神的ストレスは消化酵素分泌バランスが狂い、

消化不良から腸内腐敗便を引き起こします。

 

また、精神的ストレスによる血管収縮で、

血行不良による体内の酸素欠乏が起こります。

 

 

遺伝的消化不良

遺伝的に消化酵素の分泌バランスや不良が起きやすい体質の人がいます。

暴飲暴食や、体質に合わないものを食べると、

消化不良を起こし、その後腸内腐敗便になっていきます。

 

アレルギー体質の人がアレルギーの時には、

腸内腐敗便化が起こっている可能性があります。

 

 

食品添加物

保存料や着色料などの化学物質は、

腐敗便を予防する、腸内の善玉菌を減少させてしまいます。

逆に、悪玉菌を増殖させるため、腸内腐敗便が増えます。

 

 

運動不足

運動不足は消化酵素の分泌が減少します。

消化酵素が減少すると腐敗便化が起こります。

 

そして、運動不足は大腸のぜん動運動を衰退させてしまい、

便秘の原因になってしまいます。

 

 

睡眠不足

睡眠不足になると、脳細胞が酸素欠乏となり、

また、自律神経のアンバランスによる、消化酵素の分泌不良へと繋がります。

その結果、腸内腐敗便化が起こります。

 

 

腸内腐敗便の予防と改善

腸内腐敗便を予防・改善のためには、

以下のものを意識して摂ってください。

  • 有胞子性乳酸菌
  • ビフィズス菌
  • 食物繊維
  • フコイダン

これらの働きについて説明します。

 

 

有胞子性乳酸菌

簡単に言うと、

植物性の乳酸菌です。(キムチ、納豆、ぬか漬け等)

動物性乳酸菌よりも植物性乳酸菌の方が、生きたまま小腸・大腸まで届きます。

生きたまま届くことで腸内環境を整えます。

最低でも1週間腸に滞在し、腐敗便を予防することで腸の病気を予防します。

 

 

ビフィズス菌

ビフィズス菌は腐敗便を予防します。

クラフトオリゴ糖を餌にして、48時間前後腸内の消化を助けます。

ですので、クラフトオリゴ糖も一緒に摂ると効果も上がります。

 

 

 

食物繊維

働きとして、

善玉菌の餌になったり、

大腸のぜん動運動の促進をします。

 

 

 

 

フコイダン

フコイダンとは海藻(わかめ、昆布、モズクなど)のヌルヌルに含まれる成分です。

腸内の環境改善により、消化を助け、胃の粘膜を守ります。

そして、ピロリ菌を減少させる効果もあります。

 

 

 

 

まとめ

第二の脳といわれる腸。

さまざまなことで、コンディションを崩します。

常日頃から、腸を大事に、そしていつまでも健康な身体でいましょう。

 

 

 

 

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