首は脳に繋がる血管と神経の通り道 2020.9.14
首がこるとどうなる
首がこると、頭痛や吐き気を感じることがあります。
例えば長時間パソコン作業を行ったり
同じ方向ばかり向いていたりすると、
首はガチガチになります。
言い換えれば、首の筋肉の弾力がなくなった状態です。
ギュッと縮んだ筋肉の中を通る血管や神経は圧迫されて、頭痛や吐き気の原因になったりします。
また、このように血管が委縮された状態が続くと、疲れやすくなったり、仕事や勉強にも
集中できなくなったりします。
なんとなくモヤモヤしてスッキリしないときは、首のコリが原因かもしれません。
首の主な筋肉は「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」と「板状筋(ばんじょうきん)」からなっています。
頭がしっかり支えられないとそのしわ寄せが、全身のどこかに来ます。
例えばねこ背だったり、ポッコリお腹だったり、見た目のプロポーションが悪くなります。
また、顔のラインもダラーンとしてきますので、老けた顔になります。
柔軟テスト①
肩の力を抜き、左右に首を回してみましょう。
目安はあごが肩の上まで行くとベストです。
真横まで回せる人は意外と少ないと思います。
柔軟テスト②
あごを胸につける感じで、頭を前に倒してください。
首の後ろには頭を支える大切な筋肉があります。
また、血管や神経も集中しています。
痛いくらいにガチガチに張って前に倒せない人は血流が悪くなって、
頭痛や集中力がダウンしているかもしれません。
~首のストレッチをしていきましょう~
首を前にダランと倒し、左右に揺らすように回します。
グルグル回さずに揺りかごのように、
後ろだけ伸ばすつもりでやっていきましょう。
ストレッチ②
ゆっくりと首を回します。
伸ばしている肩が上がらないように注意しましょう。
首の横側や斜めの筋肉が伸びるのを確認しながら行いましょう。
手を頭の側面に当て、ゆっくり横にひきましょう。
気持ちいいところで止めてそのまま20秒維持します。
肩の力を抜き、首を横に向けます。
伸ばしたい側と反対の手を顎に当てると伸ばしやすいです。
左右とも20秒ずつ行います。
手を使わずに横を向くだけでもストレッチ効果があります。
出来ることからでも構いません。
まずは1日5分だけでも続けましょう。
※今回の記事は小澤孝先生著書「からだのサビ落としトレーニング」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。