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男性ホルモンと内臓脂肪 2021.10.28

男性ホルモンと内臓脂肪の関係

 

男性ホルモンと内臓脂

男性ホルモンが十分に分泌されている時期は、筋肉や骨もしっかり保たれているので内臓脂肪の蓄積が少なく、男性的な引き締まった体型をしています。

典型的なのは、往年のカンフースターのブルー・スリーで、彼はまったく贅肉がなくたくましい身体です。

あれほどでなくても、ほとんどの男性は20代までは、こういう体型を維持しています。

 

ところが、テストステロン値が段々下がってくると、内臓脂肪が増えてくることが分かっています。

これは、偶然の一致ではなく、実は臨床的なデータがあるのです。

 

逆に、男性ホルモン値が低い人に男性ホルモンを補充することにより、内臓脂肪が減って筋肉が増えることも実証されています。

 

メタボリックシンドロームと男性ホルモン

今問題になっているメタボリックシンドロームになっているのは、その大半が中高年です。

つまり、男性ホルモンの量が低下することで、メタボリックシンドロームのリスクも高くなるということなのでしょうか。

 

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは

①内臓脂肪の量が120平方メートル以上あること

②それに加えて次の項目のうち2つ以上が基準を超えている事を言います。

  • 血圧
  • コレステロール
  • 血糖値

 

内臓脂肪の面積を測るにはCT撮影が必要であることから、簡易方法として、お腹周りを目安にしています。

日本の基準は次の通りです。

男性は85cm以上

女性は90cm以上

メタボリックシンドロームは内臓脂肪がたまっていることが条件なので、肥満度をみればおおよその推測は出来ます。

 

肥満度を測るBMI(体重÷身長の二乗)の数値を検査すると、男性はこの20年間どの年代でも肥満者が増えています。

女性も若い人で肥満が増えていますが、高齢者は逆にスリムになっています。

 

女性でメタボが強く疑われるのは50代でも5%ぐらいですが、男性は50代で20%もいます。

予備軍を含めると50%程度になります。

 

どうしてメタボは男性が多いのでしょうか

実はここにも男性ホルモンが大きく関わっています。

アメリカカリフォルニア州にベルナール群というところがあり、そこに住民を対象に肥満と男性ホルモンの関係について20年にわたり追跡調査が行われています。

その集団のうち3割の男性は男性ホルモン値が低いのですが、彼らはほかの男性に比べて死亡リスクが3割高いという結果が出ています。

しかも!

男性ホルモン値が低い男性はメタボのリスクが3倍高いという結果が出ています。

この調査結果により、メタボの人は男性ホルモン値が低いということが実証されたことになります。

また、ボストンで1600人以上の男性を17年間調査した結果があります。

それは、年齢を重ねるに従って減少していくテストステロンが、さらに不健全な生活習慣を続けることにより、減少するスピードが速くなるというものです。

そのため糖尿病になりやすくなります。

ライフスタイルを健康的なものに変えることにより、テストステロンの減少スピードは穏やかになります。

ライフスタイルも男性ホルモンに関係します。

 

今回の記事は堀江重郎先生著書「ホルモン力が人生を変える」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

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健康長寿と男性ホルモンの関係 2021.10.26

健康で長寿のためには男性ホルモンは重要

 

意欲の低下は年のせい?

中高年になると、集中力の低下や意欲の低下、疲労しやすくなったり、認知機能の衰え、動脈硬化、体脂肪の増加、筋力低下、頻尿、男性機能不全などがおこります。

これらを「歳のせい」とひとくくりにされていました。

もちろん、歳のせいには変わりないのですが、歳をとっても

男性ホルモンが高い人はこういうことはあまり起こりません。

逆に言うと、男性ホルモンの高い人は加齢にまつわる様々な症状が出にくいので、健康や長寿にとっての男性ホルモンの重要性は高いと思われます。

 

米国の研究では、男性ホルモンの量で男性を4段階で分類すると、最もホルモンが低かった集団では、がんや脳血管障害など様々な病気になり余命が短いことが報告されています。

東京大学加齢医学の秋下雅弘先生が、老人健康施設で行った研究では、実際に男性ホルモンが高い群のほうが、低い群よりも長寿であるという傾向がわかりました。

そして、男性ホルモンのテストステロンが減ると、まず最初に糖尿病などの生活習慣病がおこります。

その結果として脳梗塞や心筋梗塞などの臓器障害などが出て、最後は認知症を発症し、寝たきりになると報告しています。

 

男性ホルモンの減少は抑うつや疲労の原因

年代には特徴的な病気というものがありますが

例えば

  • 20世紀前半⇒結核
  • 戦後⇒胃がんと胃潰瘍
  • 現代⇒うつ病

うつ病

うつ病がすべての年代で問題になっています。

うつ病は誰でもいつでもなる可能性があり、また、適切な治療で改善するので

「心の風邪」

と言われることもありますが、実際には「風邪」よりも長期化することも多く、うつ病発症をどう予防するかは、どの組織でも大きな問題となっています。

 

ストレスが同じようにかかっていても、うつ病になる人、ならない人がいることも事実です。

一般に疾患のなりやすさは広い意味で体質と呼ばれています。

最近分かったことは、男性ホルモン値が低いとうつになりやすくなります。

もちろん、うつ病の方はみな男性ホルモンが減少しているわけではないのですが、男性ホルモンが減少するとうつになりやすいことは確かなようです。

誰でも気持ちが落ち込んだり、力が入らなかったり、へこんだりすることがありますが、その状態を改善していく方法の一つに男性ホルモンのケアが重要だと思います。

 

※今回の記事は堀江重郎先生著書「ホルモン力が人生を変える」を参考にしました

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