サプリメントの効用について2021.9.7
サプリメントは、足りない栄養分を補完するという意味で、
日本語では栄養補助食品と呼ばれています。
日常の食事で十分栄養がとれていれば、サプリメントを利用する必要は
ないはずです。
しかし、現代人は炭水化物、脂質、タンパク質は過剰なくらいとっている反面、
ビタミンやミネラル、食物繊維は不足気味です。
なぜなら、農薬や化学肥料の使用による土地の劣化などにより
昔に比べると野菜の栄養価値が極端に減ってしまっています。
ですので、サプリメントを活用して、積極的に足りない栄養分を
補うのも一つの考えです。
サプリメントの発祥の地であるアメリカでは、サプリメントは医薬品と食品の
中間に位置づけられ、食事に加えて摂取するのが常識になってます。
コンビニやドラックストアでも気軽に買えるようになりました。
ただし、安価なものはそれなりの品質なので注意が必要です。
原材料はどこから調達してるかなどをきちんと調べて、品質のよい
サプリメントを選びましょう。
**生活習慣病を防ぐ**
その人のライフスタイルによって必要なサプリメントは異なりますが、
ガンをはじめとする生活習慣病を防ぐには、まず抗酸化ビタミンを摂取しましょう。
具体的には、合成品でない天然型のビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCはニトロソアミンという発がん性物質の生成を抑えます。
免疫システムを活性化したり、インターフェロン(抗がん作用をもつ)の生成
を促進する働きもあります。
ビタミンEは血液中のLDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化の進行を食い止めます。
血中のビタミンEが少ない人は多い人より狭心症の発作が起こりやすいそうです。
また、ビタミンEをとっている人は、そうでない人に比べて心疾患の発生率が約4割も下がったという
報告もあります。
ビタミンEには血液をサラサラにしたり、シミを防ぐ効果もあります。
ビタミンCとビタミンEを併用するとさらに効果的です。
また、魚油に含まれるEPAやDHAも血管の老化を防ぎ血液をサラサラにします。
青魚の刺身を食べて摂取するのが一番ですが、効果を確実にするために
サプリメントを補うと良いでしょう。
これらの抗酸化ビタミンや魚油を上手く活用して血液をキレイに保ち、
生活習慣病を予防しましょう。
※今回の記事は「断食しないで断食効果」を参考にしました。
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