体に必要な様々な栄養素 2021.11.11
ビタミン、ミネラルも重要な栄養素のひとつ
ビタミンとミネラル
三大栄養素(タンパク質・脂質・糖質)は栄養素の頂点ですが、それに続く栄養素として次のものが挙げられます。
- ビタミン:体の調子を整える
- ミネラル:体の調子や維持に欠かせない
どちらも三大栄養素と比べると必要摂取量が微量です。
だから、三大栄養素には入れませんでしたが、不足することで起こる支障は三大栄養素に負けません。
タンパク質・脂質・糖質・ビタミン・ミネラル
これらを合わせて「五大栄養素」といいます
三大栄養素の必要摂取量はどれもg単位ですが、ビタミンやミネラルはmg単位、μg単位とごく微量です。
それぞれの役割は別の機会に詳しく説明しますが、どちらも三大栄養素の役割を補っています。
車に例えると、糖質や脂質がガソリン、ビタミンやミネラルがエンジンオイルといった感じと言えます。
水やファイトケミカルも大切な栄養素のひとつ
アメリカのスポーツトレーナー向けの教科書などには、五大栄養素に続く6番目の栄養素として
「水」
を載せているものが多くあります。
水が栄養素かどうかはさておき、その重要度からすれば、実は三大栄養素以上に不可欠な存在です。
そもそも私たちの体に一番多く含まれているのは水なのです。
一晩で太ったとかやせたとか一喜一憂するケースがありますが、この場合は体内の水分量の増減だけの話しです。
7番目の栄養素「ファイトケミカル」
さらに、これまでは6つの栄養素を中心に語られていたのですが、近年では7番目の栄養素も登場しています。
それが「ファイトケミカル」です。
主に植物由来の化合物のことで、通常の身体技能には必要とされていませんが、健康によりよい影響を与える可能性のある栄養素のことです。
身近のものでいえば次のようなものがあります。
- お茶の成分の「カテキン」
- ブドウに含まれる「ポリフェノール」
これらががファイトケミカルになります。
※今回の記事は桑原弘樹先生著書「サプリメント健康バイブル」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。