体を冷やさない生活を心がける 2022.12.23
「陽気」を守るポイント
動植物の四季の変化を見ると、暖かいときには「陽気」を活発に動かし、寒い季節には「陽気」を内側にしまって無駄づかいをしないようにしています。それだけ「陽気」は生きることに大切なのです。そして「陽気」の最大の敵は「冷やす」こと。寒い季節に限らず、日ごろから体を冷やしていないか振り返ってみましょう。
◉服装で「陽気」を守る
薄着が好きな方が多いようですが、過度な薄着は体を冷やしてしまいます。
特に、首回り、わきの下、肘、膝の裏側、足首(高熱が出た時に冷やす箇所)など、特に陽気を逃しやすいポイントをカバーするだけで、暖かく過ごすことができます。
足浴や半身浴で日常的に体を温める習慣を身に付けることも効果的です。
◉水で「陽気」を守る
「体を冷やすから水は飲まない」は大間違い。体の水が少ないと、ニキビ、蓄膿症、口内炎、膀胱炎、湿疹といった病気をおこしやすくなります。体の水分不足は口が渇いてしまう「口渇」がサインと東洋医学的に言われています。口が乾かない程度にチビチビ少しずつ常温の水を飲むのがコツです。
◉食で「陽気」を守る
土の中で成長する根菜(ごぼう、にんじん、れんこん、カブ、里芋)などは、夏が旬の野菜に比べて水分が少なく、体を冷やしません。ビタミン、ミネラルも豊富に含まれているため、血行促進をサポートします。根菜はスープにしたり、煮物や鍋物など温かくして食べることが多いので、さらに体を温めることができます。
公開日:2022年12月23日
カテゴリー:Health