体内の微量ミネラル「銅」について2022.3.15
今回は体内に存在する「銅」についてのお話しです
銅の働き
銅は体内に約80mgあります。
骨や歯、脳や血管に存在します。
銅の働きには次のようなものがあります。
1.貧血の予防に関わる
赤血球にはヘモグロビンという色素が含まれています。
そのヘモグロビンは鉄を含んでおり酸素を細胞に運ぶ働きをしています。
このヘモグロビンを生成するには銅の力が必要です。
つまり、鉄が十分にあっても銅が不足しているとヘモグロビンを生成できず、結果として貧血を起こしてしまいます。
2.活性酸素を分解する
赤血球の中にあるSOD(スーパーオキシドジスムターゼ)という酵素は活性酸素を分解する働きがあります。
銅はSODの構成成分としてかかわっています。
3.酵素の材料として代謝をサポート
銅は骨や血管壁を作るコラーゲンを生成するための酵素です。
その他エネルギーの生成に働く酵素の成分など、さまざまな酵素の材料になります。
どんな食品に含まれる
銅は魚介に豊富ですその他、レバーやクルミなどにも含まれます。
効率の良い食べ方
普通の食事をしていれば摂りすぎることも不足することもありません。
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年3月15日
カテゴリー:日記
タグ:ミネラル、銅、サプリ