基礎代謝とは、眠っていても消費されるエネルギーのことです。
呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温を保ったりと、私たちの体は
絶えず働いています。
この生命を維持するために必要とされるエネルギーが基礎代謝です。
基礎代謝が行われる場所は、胃腸、肝臓、脳などありますが、一番消費量が
多いのが筋肉です。
その消費割合は全体の38%です。
ですので、筋肉の量が多い人ほど、消費するエネルギーが多いということになります。
ちなみに、基礎代謝の基準値は30~49歳男性で1日1520キロカロリー
(50~69歳は1380キロカロリー)
30~49歳女性は1日1140キロカロリー
(50~69歳は1100キロカロリー)
このうち38%が筋肉で使われているとすると、
男性が577.6キロカロリーが
女性は433.2キロカロリーが
何もしなくても筋肉で使われていることになります。
一方たった80キロカロリーを運動で消費するには70kgの男性で約21分、
60kgの女性で約26分の歩行を必要とします。
ただし、これらの数値はあくまでも基準値です。筋肉量の多い人は、もっと基礎代謝
が大きくなります。
40歳を超えると男性も女性も基礎代謝が低下します。
体に脂肪がつきやすくなります。そのうえ若い頃より体を動かさなくなったら
肥満まっしぐらですよね。
効率よく体内で脂肪を燃やすためにも筋肉量を増やして基礎代謝を増やしていきましょう。
筋肉が増えると血行が良くなり、肩こりや腰痛が和らぎます。
体を沢山動かして、全身の血液を滞らせないようにしていきましょう。
※今回の文章は一部「からだのサビ落としトレーニング」を参考にさせていただきました。
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