睡眠の質と量、どちらが重要か 2021.12.7
睡眠の質と量についてのお話しです
睡眠の質と量、重要なのはどちらか
欲張りな答えは、シンプルです。「質も量も両方」です。
深くぐっすりたっぷり寝る。
それによって「健康メリット」と「パフォーマンスの向上メリット」の両方を享受することが出来ます。
では、睡眠の質と量の改善、最初にどちらから取り組むべきでしょうか
この質問の答えは「質」。
まずは「質」の改善から取り組むべきです。
働き盛りの日本のビジネスマンの半数近くが6時間睡眠をとれていません。
仕事が終わるのが遅く、「遊び」「勉強」「家事」などに忙しい。
そうした忙しい人に対するアドバイスとして、「まず睡眠の質の改善から取り組もう」と伝えています。
睡眠時間を伸ばすのは後からでもできます。
「睡眠の質」を改善して、日中の集中力、記憶力、仕事のパフォーマンスの改善を
自覚できるようになれば、「睡眠のすごさ!!」に気付きます。
「睡眠時間5時間で、ものすごく質の良い睡眠」の場合、「健康の害」や「パフォーマンスの低下」を
帳消しにできるかというと、それは出来ません。
あくまでも、マイナスの影響を少しでも減らそうという意味での「睡眠の質の改善」です。
一方で、睡眠を7時間以上確保できている人においても、睡眠の「質」を高めることは必須の課題となります。
同じ睡眠時間でも、睡眠の質が高まるほどに日中のパフォーマンスは飛躍的にアップします。
「睡眠時間が6時間とれていない人」「ぐっすり眠れていない人」「ぐっすり眠れている人」
つまり、すべての人が目指すべきなのが、「睡眠の質」の改善です。
睡眠における最終目標は、「質の良い睡眠を7時間以上とる」。
とりあえず、質の良い睡眠を目指すことから始めましょう。
※今回の記事は樺沢紫苑先生著書「ブレインメンタル強化大全を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。