腸内環境のために食物繊維をとりましょう 2022.3.17
今回は食物繊維についてのお話しです
食物繊維の働き
食物繊維は水溶性と不溶性に分けられます。
食物繊維の主な働きは次のようなものがあります。
1.正常な排便を促す
不溶性食物繊維をとると腸が刺激され、蠕動運動が盛んになります。
また、便のかさも増します。
これらの働きによってスムーズな排便が行われ、便秘予防につながります。
また、これらの働きは腸内環境を整えて、腸の病気の予防にもつながります。
2.血糖値の上昇を緩やかにする
水溶性食物繊維は水に溶けることでその時食べたものの粘調性を高めます。
食べたものがゆっくりと腸に移動するため、血糖値の上昇が緩やかになり、糖尿病の予防につながります。
3.コレステロールの吸収を抑制する
水溶性食物繊維はコレステロールの腸での吸収を抑え、体外に排泄する働きがあります。
どんな食品に含まれるか
食物繊維はおもに植物の細胞壁の構成成分であるため、穀物、キノコ類、海藻などの植物性食品に豊富です。
効率的な食べ方
外食が続いたり無理なダイエットで食事量が減ったりすると不足しやすくなります。
適量の食物繊維は腹持ちを良くしますのでダイエットにも上手く活用しましょう。
積極的にとるには、主食を白米より胚芽米や玄米、パンならライ麦パンなど、なるべく精白されてないものにするのがおすすめです。
野菜、海藻、キノコ類も欠かさずとるようにしましょう。
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年3月17日
カテゴリー:日記
タグ:食物繊維、サプリ