血液の質を高めて健康を維持する2021.5.6
血液の質を高めて健康を維持する
血液の質を良くしていく事は健康の要です。
健康を意識して常にサラサラの血液を心がけましょう
**健康な血液は健康の要**
サラサラ血液は健康の要です。
ところが、日本人の半分近くは、血液が通常よりもドロドロしており、
余分なコレステロールや老廃物で汚れているとされています。
血液を汚す原因は一つではありません。
ドロドロ血液の正体はLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪が
増加したベタベタタイプから、
ストレスや不規則な生活で全身が疲労した
ネバネバタイプ、
甘いものやアルコールなどの糖質を摂り過ぎた
ネチネチタイプなど、様々です。
血液の汚れは全身の細胞の新陳代謝を滞らせ、疲れやすくし、
免疫力を低下させるなどの症状を引き起こします。
さらに悪化すると動脈硬化などに発展してしまいます。
**血液と食物繊維の関係**
血液の質は食べ物に大きく左右されます。
血液をドロドロにさせる最大の原因は、食べ過ぎや飲み過ぎです。
特に肉などの動物性脂肪は悪玉コレステロールを増やし、
アルコールや甘いものは中性脂肪を増やします。
まず、食べる量を減らして、食物繊維を含む野菜を積極的に摂りましょう。
野菜は、ビタミンやミネラルが豊富で、細胞を活性化します。
さらに、食物繊維はカサがあるので満腹感が得られます。
そして食物繊維はコレステロールや有害物質を吸着して
体外に排出させる作用が期待できます。
**血液をサラサラにする食生活のポイント**
1. 腹八分目
暴飲暴食を重ねると、余分な脂肪分や糖分が血液に流れ、体内に蓄積されてしまいます。
その結果、代謝が落ちて、老廃物が溜まり、肥満や生活習慣病の元凶になります。
2. 肉より魚を食べる
牛肉や豚肉のとり過ぎは悪玉コレステロールを増やします。
同じ動物性脂肪でも、青魚に含まれるDHAやEPAは悪玉コレステロールや
中性脂肪を減らしてくれます。
3. 清涼飲料水やアルコールは避ける
清涼飲料水やアルコールには糖質が多く含まれており、中性脂肪を
増やしてしまいますので、控えめにしましょう。
4. 食物繊維をしっかりとる
食物繊維はとりすぎた脂肪や有害物質を腸でがっちり吸収してくれます。
食物繊維を摂ることはバランスの悪い食事を正常に近づける事に繋がります。
**予防のために**
日々、血液サラサラ効果のある食材を食べると、血液の質も上がっていきます。
おススメ食材の一つが納豆です。
ナットウキナーゼという酵素が、血管に出来る血栓を溶かす効果をもっています。
また、玉ねぎの中に含まれる硫化アリルは
血液中のブドウ糖の代謝をうながし、ベタベタ血液を改善します。
動物性食品ではサバやサンマなどに含まれるEPA,DHAの不飽和脂肪酸が効果的です。
EPA,DHAは悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果があります。
こうした血液サラサラ効果のある食材を意識して摂っていけば
質の高い血液になり、血管の老化を防ぐことにもつながります。
※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。