質の良い睡眠2020.12.4
レム睡眠・ノンレム睡眠
睡眠人は2つの種類があります。
- レム睡眠(浅い眠り)
体を休ませる眠り。呼吸や脈拍は不規則、血圧は変動する。
脳の一部は活動しているため、夢を見やすい。
- ノンレム睡眠(深い眠り)
脳を休ませる眠り。呼吸や脈拍は穏やかで、血圧は下がる。
ぐっすりと深く眠る状態。
レム睡眠とノンレム睡眠は1セット約90分周期のリズムで繰り返されます。
・入眠直後は深いノンレム睡眠の時間が長く、脳の疲れを取る工程です。
↓
・睡眠途中は、レム睡眠が徐々に増え、体の疲れを取る工程になっていきます。
↓
・起床近くなったら、さらにレム睡眠が長くなり、記憶の定着やストレスを緩和する工程になっていきます。
質の良い睡眠をとるためには、上記3つの工程をしっかりとることが必要です。
睡眠時間が短いと、この3工程が上手く行われないことになり、
記憶の定着やストレスの緩和がいつも行われないような状況になってしまいます。
(厚生労働省は6時間以上8時間未満の睡眠を推奨しています)
睡眠とストレスには深いかかわりがあります。
また、長期的に強いストレスを受けると、心身に悪影響を及ぼします。
強いストレスを受けると、それに抵抗しようとして体が無理をします。
その状態が長く続くと、心と体が抵抗することに疲れ、
心身の機能が衰えて、病気になりやすくなります。
ストレスは向き合うことも大事ですが、長引くときは無理をせず、
上手にストレスと距離を取ってください。
ある情報誌に、こころを休めるために無理をしない3か条というのが載っていました。
- たまには歌う~大きな声で歌うのは腹式呼吸と同じ状況なので、ストレス発散効果もあります。
- 思いっきり泣いてみる~ストレスホルモンを涙が一緒に流してくれます。
- つらい時こそ笑ってみる~笑うことでストレスホルモンが低下します。お笑い番組でも見て、たまには思いっきり笑いましょう。
ストレスを感じている方、参考にしてみてください。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
公開日:2020年12月4日
カテゴリー:日記
タグ:睡眠