こむらがえりは不健康の証拠2021.1.28
こむらがえりの原因
突然ふくらはぎや足の裏がつってひどく痛む「こむらがえり」の経験をされた方は多いと思います。
この「こむらがえり」は体調の不調を教えてくれます。
このこむらがえりの原因は解明されていない部分も多いのですが、
「体が疲れきって乳酸が溜まっている」「急な激しい運動」「ストレス」「水分・ミネラル・ビタミン不足」
等が原因とされています。
こむらがえりがおきたら、無理をしていないか、不摂生が続いていないか、わが身を振り返ってみましょう。
~こむらがえりの予防法~
運動のしすぎや過労などで、体全体が疲れきってしまうと、
筋肉に乳酸が溜まって痛みやケイレンを引き起こします。
ミネラルは筋肉を伸ばしたり、縮めたりするためのバランスをとっているため、
これが不足しても痛みが起こりやすくなります。
ミネラル不足は食事の影響だけでなく、急激な運動、冷え、血行不良によっても起こります。
ビタミン不足になると手足の抹消がしびれたり、痛むことがあります。
アルコールの代謝には大量のビタミンが必要なので、お酒好きには
ビタミン不足からくるこむらがえりが多くなります。
デスクワークなどでじっとしている時間が長く、歩き方は「すり足」で、
ほとんどアキレス腱や足首を動かさない。
そんな「退化」したふくらはぎもこむらがえりのもとです。
こむらがえりが良くおこる人は、ふくらはぎがびっくりするほど硬かったり、逆にプヨプヨだったり、
奥の方にコリコリした筋肉の塊があったりすることが多く、
ちょっと押さえただけで、飛び上がるほど痛がります。
こむらがえりの対処法は「ふくらはぎの筋肉を伸ばす」ことです。
①足を伸ばし、片手で膝を押さえながら、もう片方の手で、足のつま先をゆっくり顔の方へ曲げて、ふくらはぎの筋肉を伸ばす。
②寝ている時につった場合、近くに壁があったら、そのまま足の裏で壁を強く押す。
③近くに人がいたら足の裏を押してもらう。
※今回の記事は槙孝子先生著書「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。