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肝臓が分解するアルコール2021.6.24

肝臓が分解するアルコール

肝機能を高める食品には次のようなものがあります。

・クルクミン(ウコン)

肝臓でつくられた胆汁の分泌を促進し、肝機能を強化します。

・メチオニン

カツオやレバーに含まれます。

活性酸素を取り除き肝機能を強化します。

脂肪肝を防ぐ物質を合成し、解毒作用を高める効果があります。

・セサミノール

ゴマやごま油に含まれるセサミノールは強い抗酸化作用があり、

肝機能を高め二日酔いを予防します。

 

**二日酔いは肝臓のオーバーワーク**

飲んだお酒は胃で吸収されて肝臓でアセトアルデヒドに分解されます。

このアセトアルデヒドは有毒物質です。

なので肝臓で分解されます。

水と二酸化炭素に分解され、尿や吐く息から体外に排出されます。

肝臓が分解できるアルコールの量には限度があります。

限度を上回るお酒を飲むと、肝臓で分解が間に合わず、アルコールが残ったり、

分解途中のアセトアルデヒドが全身を巡ったりします。

それによって、翌日、二日酔いになってしまいます。

 

二日酔いはいわば肝臓がオーバーワークになっている状態です。

さらに飲み続けると肝臓に障害をおこします。

 

アルコールの摂取によって、脂肪の分解が抑えられるため、

脂肪肝になってしまいます。

進行すると、肝細胞が破壊される肝硬変などが起こります。

 

**アルコールの適量を知る**

肝臓のアルコール処分能力は個人差があります。

一日の適量はそれぞれ

ビール中瓶1本

日本酒1合

ワイングラス1杯

になります。

 

二日酔いを防ぐお酒の飲み方は、飲む量を減らすと同時に、

おつまみを食べながらゆっくり飲むのがポイントです。

空腹時にアルコールを飲むと、急激に血中アルコール濃度が上がり、

さまざまな症状が起こりますので注意しましょう。

 

また、お酒を飲むときには、その前にアルコールの分解を助ける食品や

肝機能を高める食品をしっかりとり、肝臓をサポートしましょう。

 

※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

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