カルシウムについて 2022.3.1
今回はカルシウムについてのお話しです
カルシウムの働き
カルシウムは人体に最も多く存在するミネラルです。
99%が骨や歯に、残りの1%は血液中に存在します。
カルシウムの主な働きは次のようなものがあります。
1.丈夫な骨や歯を作る
カルシウムは骨や歯の主成分です。
丈夫な骨や歯を作るには欠かせません。
食べ物から摂取したカルシウムは小腸から吸収され、体内で骨や歯を形成していきます。
骨はカルシウムの貯蔵庫としての役割もあります。
血液や細胞でカルシウムが不足すると骨から溶け出してきます。
2.神経の情報を伝達する
カルシウムは血液中で常に一定に保っています。
そして情報伝達物質などを運び、さまざまな情報を伝達します。
3.筋肉の働きを調節する
筋肉が行う収縮などはカルシウムが調節しています。
例えば、心臓の拍動も一種の筋肉運動であるため、正常に拍動するためには、カルシウムの働きが重要になります。
どんな食材に含まれるか
カルシウムは動物性食品に多く含まれており、中でも牛乳などの乳製品に多く含まれます。
魚介では骨まで食べられる小魚やシラス干しなどに多く含まれます。
植物性食品では青菜類、大豆製品にも豊富です。
効率の良い食べ方
カルシウムは体内で吸収されにくい栄養素です。
ビタミンDはカルシウムの吸収を促すため、一緒にとるとカルシウムを効率よく摂取出来ます。
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年3月1日
カテゴリー:日記