自律神経が乱れる原因 2022-8-5
今回は自律神経が乱れる原因についてお話していきます。
私たちの体は自律神経によって無意識のうちに、呼吸・血液循環・体温調節・消化・排泄・生殖・免疫といった機能が調節されています。
この自律神経をコントロールしている司令塔が大脳辺縁系の下にある視床下部です。
つまり、「脳」が外部からの刺激や情報に反応して、24時間コントロールしているのです。
生命維持に不可欠な自律神経ですが、弱点もあります。
それは、ストレスにめっぽう弱いことです。
精神的なストレスがあると自律神経のバランスが乱れて、血管だけでなく、あらゆる器官に悪影響を及ぼします。
それが、自律神経失調症という病気です。
私たち現代人は、内的にも外的にもストレスを多く抱えています。
過度なストレスは突然死を招く原因の一つですが、適度なストレスは健康な緊張をもたらし、人の能力を上昇させます。
ストレスには個人差があるため、自分にとってどこまでがストレスになるか、その度合いを把握することも大切です。
※今回の記事は高沢謙二先生監修「動脈硬化を予防する!最新治療と正しい知識」を参考にしました
公開日:2022年8月9日
カテゴリー:Health
タグ:ストレス 自律神経