運動は食後に行うという考えかた2021.2.12
運動は食後に行うという考えかた
糖質を摂れば血糖値が上がりますが、食後すぐに運動すると、その上昇を抑えることができます。
だから、運動は食後に行うのが効率的です。
かつては「食後は消化のためにゆっくり休め」というのが常識でした。
しかし、そもそも、食後にゆっくり休まなければならないほど
一度にたくさん食べるべきではありません。
血糖値が大きく上昇しないよう、「腹七分目」を心がけることが重要です。
また、「空腹時に運動することで脂肪が燃える」とも言われていました。
しかし、空腹時に運動すると、その後さらに腹ペコ状態でドカ食いすることになり、血糖値も上昇します。
血糖値が上昇すれば太ります。
糖質を多く摂った時は食後すぐに運動し、血糖値の上昇を抑えましょう。
それによって肥満が防げます。
ウォーキングだけでなく、社内などでスクワットやストレッチでも効果があります。
血糖値が健康管理の最大のカギです。
血糖値が高い状態が肥満をつくります。お医者さんが「痩せなさい」と言うのは、肥満があらゆる病気を引き起こすからです。
血糖値が安定しないと、イライラ、眠気、倦怠感等の症状が起こります。
血糖値を上昇させるのは「糖質」です。
ジュース等の砂糖の多く入った飲み物は血糖値を急激に上げますので、
摂りすぎないようにしてください。
カラダに良い食べ物をいくつか紹介します。
・オリーブオイル・・・パンやパスタ等の糖質にオリーブオイルを加えることで
血糖値の上昇が抑えられるというはなしがあります。
さまざまな料理の調味料としてオリーブオイルを積極的に使うといいと思います。
ただし、品質にはこだわってください。
エキストラバージンオリーブオイルを使うようにしましょう。
・ナッツ・・・ナッツ類はビタミン、ミネラル、食物繊維、不飽和脂肪酸など
体にいい成分が詰まっています。
ただし、売ってあるものは塩分が使われているものもありますので、
商品の裏の表示を確認して購入しましょう。
・ワイン・・・ビールや日本酒は糖質が多いのですが、ワインは血糖値を下げます。
赤ワインはポリフェノールを多くい含んでおり、強い行為酸化作用があります。
・大豆・・・大豆に多く含まれるイソフラボンは抗酸化物質である
ポリフェノールと同じような働きをします。
豆腐や納豆を食べましょう。納豆は発酵食品なので、さらに健康に良い食材となります。
牛乳の代わりに豆乳を飲むのもよいでしょう。
ただし、糖質が入ってないものを選んでください。
・ブルーベリー・・・ブルーベリーには、ポリフェノールの一種である
アントシアニンが豊富に含まれています。
アントシアニンは視力回復効果があることでも有名です。
疲れ目に悩まされるビジネスパーソンに強い味方です。
・お酢・・・お酢には血糖値を下げる効果があることが分かっております。
お酢を選ぶときに、科学的に合成された合成酢は避けましょう。
※今回の記事は牧田善二先生著書「医者が教える食事術」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。