ビタミンB群の仲間のビオチンについて 2022.2.21
今回はビオチンについてのお話しです
ビオチンはビタミンB群の一種です。
腸内細菌によって合成されます。
体内では補酵素として働きます。
ビオチンの主な働き
ビオチンの主な働きとして次のものがあります。
1.三大栄養素の代謝をサポート
ビオチンは体内で補酵素として、炭水化物、タンパク質、脂質のエネルギー代謝に関与します。
2.皮膚の炎症を抑える
皮膚の炎症は、ヒスタミンという物質が原因の一つです。
ビオチンはヒスタミンの増加を抑える働きがあることから、皮膚の健康維持や
アトピー性皮膚炎の治療に有効とみられています。
爪や髪の健康にも関与します。
どんな食材に含まれるか
種実類ではピーナツ、アーモンド。
大豆製品では納豆に多く含まれます。
肉類ではレバーに多く含まれます。
卵は特に卵黄に多く含まれます。
キノコ類にも比較的多く含まれます。
効率の良い食べ方
水溶性ビタミンですが、食品中ではタンパク質であるリジンと結合した形で存在しており、茹でたり煮たりしても流出しにくくなっています。
加熱しても安定しているので調理しても壊れることを気にすることはありません。
しかし、一緒に生の卵白を大量にとると吸収されなくなることもあります。
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年2月21日
カテゴリー:日記
タグ:ビタミンB サプリ