花粉症対策について 2022.4.14
今回は花粉症の対策についてのお話しです
症状
花粉症は、花粉が原因のアレルギー性疾患で、鼻炎や結膜炎などがあげられます。
侵入してきた花粉を追い出そうと身体の免疫機能が過剰に反応して、くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、涙目といった症状があらわれます。
重症の人では微熱やだるさ、皮膚のかゆみといった症状があらわれることがあります。
対策
花粉症の治療は、薬を使って症状を抑えるのが主流です。
症状が軽い時期に治療を行いましょう。
ケアとして最も大切なことは花粉を「つけない」「取り除く」ことです。
外出時にはマスク、帽子、ゴーグル等でガードして、体をはらってから花粉を落として家に入りましょう。
同時に、体の免疫機能を正常に保つことが大切です。
腸内環境も関係する
腸には体の免疫細胞の約60%が集まっているといわれています。
その環境が悪化すると免疫機能に異常が生じるため、発酵食品や食物繊維をとって腸内環境を整えましょう。
また、ビタミンB6は免疫機能を正常に保つい働きがあるので十分に摂取しましょう。
過剰な活性酸素に注意
過剰な活性酸素はアレルギー症状を悪化させるので、ビタミンA,C,Eなどの抗酸化ビタミンを積極的にとりましょう。
おススメ食品
人参・・・βカロチンが豊富で、抗酸化作用を発揮する
バナナ・・・免疫機能を正常に保つビタミンB6を多く含む
ヨーグルト・・・腸内環境を整える乳酸菌が豊富
ピーマン・・・抗酸化作用のあるビタミンC、βカロチンが豊富
モロヘイヤ・・・抗酸化作用のあるビタミンC、E、βカロチンが豊富
しそ・・・抗酸化作用のあるβカロチンが豊富
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。