冷え性と血行不良の原因と対策 2022.4.7
今回は冷え性と血行不良についてのお話しです
血行が悪くなると冷え性に発展
血行が悪くなるのは血液循環を助ける筋力の低下や、ストレス、不規則な生活、温暖差などによって血流をコントロールする自律神経が乱れることが原因です。
栄養不足も冷えの原因になります。
エネルギー不足で体内で十分に熱が作れなくなるからです。
血行不良、冷え性の対策
「冷えは万病のもと」と言われるように血行不良による冷え性は肩こりや関節痛、めまい、アレルギー、不眠など様々な不調を招きます。
生活の中で血流を改善する対策をとりましょう。
食事で大切なのが、筋肉とエネルギーの材料になるタンパク質と、その代謝に関わるビタミンB6を十分に摂取することです。
そして食事と運動で筋力をアップして冷えの改善に努めましょう。
血行を促進する働きのあるビタミンEが豊富な食べ物や、生姜やニンニクなどをとるのも効果的です。
その他食事以外では就寝前の入浴もおススメです。
おおすすめの食材
・鶏むね肉:必須アミノ酸をバランスよく含んでいる
・赤ピーマン:ビタミンB6を多く含む
・ニンニク:血液の流れを良くするアリシンを含む
・ナッツ類:血管を広げて血液の流れを良くするビタミンEが豊富
・ショウガ:辛みの成分ショウガオールが体を温め、血行促進が期待される
・玄米:ビタミンB6のほか、糖質を分解するビタミンB1も多く含む
・イワシ:血液の流れを良くするEPAが豊富
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。