現在は洋式の水洗トイレ主流になり、大便の観察が容易になりました。
健康な大便は、水に浮かずに便器の底に沈んでしまいます。
つまり、水より大便の方が50~60%比重が高いのが正常です。
浮かんでいるようなら、一度消化器チェックと同時に、
食生活を反省してみる必要があります。
例えば、脂肪分や油類を多量に摂取していると、水より軽い未消化の脂肪が大便に混じり、
便は水に浮くようになります。
また、胃腸や肝臓、あるいは膵臓の働きが落ちていて、
小腸での脂肪の吸収が十分に行われない場合には、便に脂肪分が増え、下痢便になり沈みません。
1日1回、便通の状態と、色はどうかなどに時々注意を払うこともたいせつです。