梅干しの作り方 2022.7.1
梅干し
添加物の入っていないシンプル、且つ安全なものが食べたい。
でもなかなか売っていてもとても高い・・。
そこで旬の梅、一切添加物なしで作ってみました。
昔ながらのちょっと塩辛い梅干しですが!
※材料はオゾン処理して材料すべて安全安心にしてから作ります。
梅干し
基本、塩分18%あれば初めての方でも失敗しにくいです。
塩分を減らすとカビが生えやすくなるので、ご注意!
[梅干し作りの流れ]
梅の塩漬け:6月中旬〜6月下旬頃
↓ 約1週間以上
赤シソを加える:6月下旬〜7月上旬頃
↓ 約2週間以上
3日間の天日干し:7月中旬〜下旬の晴れた日が続く時に
約3日以上
材料 / 梅2kg分
<梅の塩漬け>
完熟梅・・2kg
粗塩・・360g
焼酎・・35度のもの1/5カップ程度
<赤紫蘇の下処理>
赤シソ・・400(梅の20%)
粗塩・・80g(赤シソの20%)
白梅酢・・赤シソにひたひた程度(梅の塩漬けで出た梅酢)
作り方
<梅の塩漬けを作る>
① 完熟梅を選ぶと失敗しにくい。青梅だとアク抜きの手間がいるので、3日ほど追熟させて完熟するのを待つ。
② 傷んだ実は傷の部分からカビが生えやすいので取り除く。
③ 完熟梅をオゾナイザーで30分ほど水に浸した後ザルにとり、水分を切る。
④ 1個ずつ付近で優しく水気をふき、竹串でヘタをとる。
⑤ 大きめのボールに梅を入れ、スプレー容器に入れた焼酎を吹きかける。ボールでまぶしても良い。
⑥ 清潔な容器に塩をひとつかみふり、梅を敷き詰めるように並べる。同様に塩、梅を繰り返し最後に塩をし、中蓋をして梅と同量の重しをする。
⑦ 容器がない場合は、大きめのジップロックに梅と塩を交互に入れ、時々表裏をひっくり返しながら梅酢が上がってくるのを待つ。
<赤シソを加える>
① 赤シソは、茎から葉をとり、たっぷりの水で2〜3回洗ってオゾナイザーに20分ほどかけ、水気をきる。
② 大きめのボウルに入れ、塩の半量を加え、よく押し揉みする。
③ 強く絞って汁は捨てる。残りの塩半量を加え同じ作業を再度繰り返し、しっかりと汁を絞る。
※ここでしっかりアク抜きしないと梅干しが黒っぽくなる。
④ 白梅酢(梅の塩漬けで出た梅酢)と赤シソを合わせ、梅の塩漬けに加える。
2〜3週間くらいで赤く染まるのを待つ。
<3日間の天日干し>
① 1日目
赤シソを取り出して汁気を切り、大きい盆ザルに広げる。
梅も取り出し、梅どうしがくっつかないように間隔をあけて並べる。梅は全体に日が当たるように途中で裏返し、ザルの位置も適宜調整する。日が出ているうちに赤シソと梅を容器に戻し入れ、室内に取り込む。
② 2日目・3日目
1日目と同様に干す。ただし、日が暮れても室内には取り込まず夜つゆに当てる。そのまま3日目も干す。
※雨が降ったら室内に取り込む。梅の表面のシワがつまめるようになったら完了。
③ 清潔な保存容器に入れて、冷暗所で保管する。
すぐに食べられるが、半年以上おくと味がなじむ。3年するとさらに美味しくなる。
カラカラに干した赤シソは粉末にして自家製のゆかりにしたり、白梅酢、赤梅酢は調理などに使う。
栄養と料理参照