血管の若返りに効果のあるタンパク質2021.9.21
血管の若返りに効果があるおもな栄養素は「良質のたんぱく質」です。
日本人が昔から食べている食材では魚と大豆製品に多く含まれています。
昔の食卓では肉はほとんど出てこなかったのですが、
昭和40年代を境に、日本人の食生活は欧米化しました。
そのため、日本人は魚や大豆製品を食べなくなり、
欧米型の血管病、つまり心筋梗塞や脳梗塞が増えてきました。
魚と大豆に含まれる良質のたんぱく質は血管の細胞を丈夫に
生まれ変わる材料になりますので、今後の食生活を再度見直しましょう。
人間の体は約60兆の細胞から成り立っています。
それらの細胞は新陳代謝を繰り返し、古い細胞が絶えず新しい細胞に入れ替りながら
私たちは生命を維持しています。
血管でも同じことが起こっています。
血管の内側の細胞(内皮細胞)は、血管ケアのポイントですが、この内皮細胞は
1000日周期で生まれ変わります。
その新しい細胞の材料となるのがタンパク質であり、その栄養素を含むの代表的な食材が
魚と大豆製品です。
加えて、魚には良質な脂肪酸であるEPA・DHAが含まれています。
これらの成分には悪玉(LDL)コレステロールや中性脂肪を減らしたり、
血管を拡張させて血流を促す働きがあります。
つまり、魚を食べることで、血管の細胞が生まれ変わる材料となる良質のたんぱく質と
血管の中を流れる血流を良くする良質の脂肪酸の両方をとれることになります。
一挙両得というわけです。
一方、大豆製品はコレステロールがゼロで、タンパク質、脂質、各種ビタミン、ミネラルを
バランス良く含む食材です。
※今回の記事は島田和幸先生著書『内皮細胞が活性化する食習慣で一生切れない、詰まらない「強い血管」をつくる本』を参考にしました。
**まとめ**
血液、血管がキレイで若々しい人は、いつまでも健康でいられる人が多いようです。
血液をキレイにするためには腸をキレイにすることが大切です。
自分の体をいたわっていつまでも元気な体でいましょう!
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。