昼食の糖質で血糖値が乱れる2021.2.2
血糖値
現代のビジネスパーソンの昼食は、
ハンバーガー、コーラ、ジュース、パン、牛丼等々
昔と比べると驚くほどの糖質を摂っています。
大量の糖質が一気に吸収されると、血糖値が驚くべき角度で急上昇します。
すると、血糖値を下げようとして膵臓がインスリンを過剰に分泌して、その結果、
今度は血糖値が急降下してしまいます。
血糖は細胞のエネルギー源です。
血糖値が下がって低血糖の状態になると、大量のエネルギーを必要とする脳は、
無駄なエネルギー消費を抑えるために活動をセーブするので、その時に眠気に襲われてしまいます。
通常、低血糖の状態が続くと、副腎から分泌されるコルチゾールの働きによって血糖値を上げようとします。
しかし、ストレスによって副腎が疲労していると、コルチゾールがその時に分泌されないため、
血糖値は下がったままの状態となります。
下がった血糖値を上げるのはコルチゾールだけではありません。
アドレナリンやノルアドレナリンといったホルモンも血糖値を上げるために分泌されます。
アドレナリンは別名「攻撃ホルモン」と呼ばれ、怒り、暴力といった攻撃的な感情を刺激します。
ノルアドレナリンは別名「不安ホルモン」と呼ばれ、恐怖感、自殺観念、不安感といった否定的な感情を刺激します。
毎日の血糖値の乱高下により、これらのホルモンが多量に分泌されると、自律神経が乱れ、心身の不調を生じてしまいます。
アドレナリンやノルアドレナリンが日中に多量に分泌されると、不安やイライラが強まり神経が高ぶって寝つきが悪くなります。
また、これらが夜間に分泌されると、寝汗をかいたり、悪夢を見たりします。
血糖値を上げない食生活を心がけましょう。
※今回の記事は前野博之先生著書「成功する人ほど良く寝ている」を参考にしました。
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