腸の働きと免疫作用2020.9.24
腸のはたらき
腸の仕事といえば、「ウンチを作るところ」と答える人が多いかと思います。
もちろん正しいのですが、
それ以外にも腸は様々な機能があります。
その一つが「消化作用」です。
腸は炭水化物をブドウ糖に、
タンパク質をアミノ酸に、
脂肪を脂肪酸に分解します。
その分解した栄養分を吸収するのも腸なのです。
植物を例に例えると根っこの部分が腸になります。
人間が生きていくうえで必要な栄養のほとんどが小腸から吸収されます。
腸のはたらきが悪ければ、
いくら栄養のある体に良いものを食べても吸収できないのです。
また、腸が汚れていれば、その汚れも一緒に体内に吸収されて全身をめぐり、
血液や他の器官まで汚染してしまいます。
つまり、腸のコンディションは体の健康状態に大きくかかわってきます。
腸の役割は消化、吸収、排泄以外にも、免疫作用や解毒作用もあります。
~腸の免疫作用について~
腸は「最大の免疫器官」とか「内なる外」とよく言われたりします。
それは、腸が体の内側にありながら外界と繋がっているからです。
体内に入ってくる細菌や有害物質が、直接入ってくる場所でもあるため、
それらをブロックする作用も持っています。
そのため、腸は多くの免疫細胞が集まっています。
この腸管免疫の活性化に一役買っているのが腸内細菌です。
ですから、腸のトラブルは免疫力の低下に繋がります。
腸を奇麗に保つことは健康維持にとってとても大切です。
~腸の解毒作用について~
一般に体内での解毒をつかさどるのは肝臓ですが、
腸内細菌にも解毒作用があることがわかってきました。
体の入口で有害物質をある程度ブロックするため、結果的に肝臓の負担も軽くなります。
つまり腸の働きが悪くなって解毒作用が低下すると、肝臓の負担が大きくなり、肝臓が悪くなっていきます。
肝臓が悪くなると「気」も下がり、
日常生活のやる気もなくなっていきますので、腸も肝臓も大切にしていきましょう。
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