頭の良くなる栄養学 2020.9.3
頭の良くなる栄養学
~脳は飢えている~
脳細胞は体の中で最も酸素を必要とします。重さは体全体の30分の1程度ですが、酸素の消費量は全体の4分の1にもなります。
よく、酸素欠乏が病気の原因といわれますが、体が酸素欠乏になって一番困るのは、体の中で一番酸素を必要としている脳なのです。
脳は常に酸素に飢えています。
程よい運動は、筋肉を刺激して、神経の働きを促進することから、脳への情報伝達がスムーズに行われるようになり、
脳への命令系統が活発になります。
また、15~20分の適度な運動は血液を体の隅々まで循環し、脳の毛細血管まで酸素がたっぷり補給されますから、
脳の働きが良くなります。
運動によって血液の流れが良くなると、脳細胞に通常の状態よりも多めの酸素が補給されることになりますが、
実は、この過補給が脳の活動をレベルアップさせるのです。
ただし、過呼吸とは全く違います。
運動するだけで約10%脳細胞の動きが向上するといわれています。
たかが10%ですが、発想力、記憶力、思考力にとっては偉大な10%になります。
脳がこれ程発達したのは人間が2本足で歩くようになってからだといわれます。
人類の進化の足跡は、そのまま脳の発達の足跡でもあるのです。
また、運動することによって得られる爽快感、達成感は脳に良い刺激を与え、脳の活動にプラスに作用します。
このように脳と運動には密接な関係があります。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけでなく、
情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。
公開日:2020年9月3日
カテゴリー:日記