カリウムの主な働きについて 2022.2.28
今回はカリウムについてのお話しです
カリウムの主な働き
カリウムの主な働きは次のようなものがあります。
1.細胞の浸透圧を維持する
カリウムは体内では、総量の98%が細胞内液に存在しています。
細胞外液にあるナトリウムとお互いに作用しながら細胞の浸透圧の維持しています。
どちらかの水分量が多くならないようにバランスを調整しています。
2.ナトリウムの排泄を促進
カリウムは腎臓で尿中へのナトリウム排泄を促進しています。
それによりナトリウムのとりすぎによる高血圧を予防します。
3.心臓機能や筋肉機能の調節
カリウムは生体反応に必要な酵素を活性化させます。
また、筋肉の収縮を調節する作用もあり、これにより心臓の機能や筋肉の機能を正常に保つことが出来ます。
どのような食品に含まれるか
ほとんどの食品に含まれます。
野菜、果物、いも類、海藻など植物性食品に豊富です。
これらの食品をバランスよくとれば不足することはありません。
効率の良い食べ方
水に溶ける性質があり、青菜を茹でると約50%、芋は20%が流出してしまいます。
汁ごと食べられるみそ汁やスープなどでしたら無駄なく摂取出来ます。
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年2月28日
カテゴリー:日記
タグ:カリウム