ストレスの原因と対策2021.6.10
ストレスに強くなるには
ストレスに強くなるには、栄養や生活習慣による
体質強化が近道と言われています。
**ストレスの原因**
対人関係や家事育児、仕事の重圧、睡眠不足などから
現代人は多くのストレスを感じています。
ストレスが長く続くと、自律神経やホルモンのバランスを失調させ、
内臓の不調や肩こり、免疫力低下、血液ドロドロなどの不調を引き起こします。
ストレスの原因となる刺激を「ストレッサー」といいます。
ストレッサーは大きく4つに分けることができます。
・物理的ストレッサー:寒さや暑さ、騒音、薬害などによるストレス
・生物的ストレッサー:病気やケガなどの自分自身の身体の状態によるストレス
・精神的ストレッサー:怒りや悲しみ、不安によるストレス
・社会的ストレッサー:家庭や職場環境などの人間関係によるストレス
ストレスから身を守るには、ストレスの原因となるものを取り除くことが
大切ですが、栄養摂取や生活習慣などでストレスに強い体を作ることも
強力な予防になります。
**ストレスに効果的な栄養素**
ストレス解消や予防に効果的な栄養素は、おもに
タンパク質・カルシウム・糖質・ビタミンCがあげられます。
タンパク質は精神伝達物質の合成を促す働きがあり、脳の働きを活性化させ、
精神を安定させます。
ストレス発生時にはタンパク質の構成物質である、アミノ酸が多く消費されるので、
十分に補給されることが必要になります。
カルシウムはイライラしているときに気持ちを落ち着かせる作用があります。
糖質はブドウ糖に変化され、脳活動のためのエネルギーとなります。
そのため糖質が不足すると脳の働きが低下します。
ストレス発生時にはアドレナリンを分泌して血圧を上げ、血中の糖分を増やします。
このアドレナリンの生成には大量のビタミンCが必要になります。
これらの栄養素をバランスよく摂るようにしましょう。
**まとめ**
ストレスを改善するには
・規則正しい生活:睡眠時間、食事を規則正しくすることで自律神経を整える
・抗ストレス食品をとる:ストレスに強い心身をつくるためにの成分を含んだ食品を食べる
・頭を切り替える:趣味に没頭したり、状況の受け止め方を変えるなどストレスの原因から頭を切り離す
※今回の記事は則岡孝子先生監修「栄養成分の事典」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。