レシチンの働きとして、悪玉コレステロールを減らす効果、
認知症予防の効果、記憶力向上の効果等があります。
人間の体に不可欠な栄養素であるレシチンは、大豆食品などの自然な食品に数多く含まれています。
日本が長寿国になれたのも、昔から伝統的にこうした大豆食品を好んで食べてきたことが原因なのかもしれません。
ところが、現代では食品中に含まれているレシチンも、加熱処理、殺菌処理などの
過程の中で、レシチンの多くが破壊されています。
例えば、牛乳は殺菌作用によってレシチンの大部分が壊されてしまいますし、
豆腐や納豆なども加熱処理などの過程で多くのレシチンが破壊されます。
レシチンは特に熱に弱いという弱点があります。
ですので、健康維持に必要なレシチンを摂るのは難しいと言えます。
つまり、私たちは味噌、醤油、豆腐、納豆など、レシチンが豊富な食材を
食べているにもかかわらず、加工技術の発展により、その価値を台無しにしてしまったともいえます。
レシチンに限らず、今の日本人には必要な栄養素が不足して、
昔では考えられないような健康状態になっている人が多くなっていると言われています。
食生活の乱れのほかに、ストレスも健康を蝕む原因のひとつです。
私たちの健康状態は、肉体と精神のバランスがキチンととれているかにより
決定されると考えて良いかと思います。
レシチンの摂取も、このバランスを整え、維持していくための手だてのひとつです。
だれも不健康のままでいたくないはず。
それなら、まずレシチンを始めるなど、前向きなチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。
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