緑黄色野菜の代表格 ニンジンについて 2022.6.22
今回は人参についてのお話しです
βカロチンが豊富な食材
人参の濃いオレンジ色はβカロチンが豊富に含まれている証拠です。
西洋種のオレンジ色は、豊富なβカロチンによるものです。
食物繊維もたっぷり含まれていています。
なかでも水溶性食物繊維のペクチンが多く含まれています。
カルシウムやカリウムなどのミネラルも豊富です。
また、赤みのある東洋種にはリコピンが豊富に含まれています。
βカロチンには抗酸化作用があり老化を予防するとされているほか、体内でビタミンAに変換され、免疫力を強化するとされています。
ペクチンは血糖値の急激な上昇を抑え、コレステロールの吸収を抑制することで、糖尿病や動脈硬化の予防に働くことが期待されます。
人参の皮の部分にはβカロチンが豊富です。
人参の皮はとても薄く、出荷地で洗浄されるときにとれています。
ですので、そのまま調理するか、たわしで表面をこする程度にしましょう。
※今回の記事は飯田薫子先生寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
公開日:2022年6月22日
カテゴリー:日記
タグ:人参