運動習慣がある人は食事内容も意識しましょう2021.2.9
運動と食事
~新鮮な食材を正しくとれば強く美しい体になる~
人間の細胞はだいたい、10か月で入れ替わると言われています。
そして、その細胞は日々の食事から作られています。
毎日の食事が10か月後のカラダを作るのです。
ファーストフードや、カロリーの高いものばかり食べていると、栄養も偏るため、
カラダも油っこく、脂肪もつきやすくなります。
逆に栄養バランスを考えながら食事をすれば、カラダはより美しくなり、身体機能も高まり、
疲れにくく、筋肉の付きやすい体になります。
運動を良く行う人は主食のご飯やパンはエネルギーの基になるため欠かせません。
そして、故障を防ぐには、神経伝達に関わるマグネシウム、カルシウムや体調を整えるビタミン類が、
貧血を防ぐには赤血球の素であるタンパク質と鉄分が必要です。
それらを多く含む食材を食べましょう。
また、走ると大量に汗をかきます。汗をかくことは健康に大変良いのですが、体内の微量のミネラルも出ていきます。
それを補うひじき、納豆、めかぶ、などのミネラルを豊富に含む食材を多めに摂りましょう。
~脳でなく体が欲したものを食べる~
バランスの良い食事といっても何を食べてよいのか、どんなメニューが良いのか悩む方もいると思います。
カラダが欲したものを食べればいいのです。
ただし、気を付けてほしいのが、“好きなものを食べる”のではなく、“体が欲したものを食べる”のです。
例えば汗をかいて水分が欲しくなった時に、水で十分なのに甘いジュースを飲む人もいます。
それは体でなく脳が欲したものなのです。
このように体のサインによってメニューを選ぶようにすれば、食生活の偏りは少なくなります。
栄養バランスの良い食事を心がけるのが第一ですが、
運動をしていると、「もっとスタミナをつけたい」「さらにパワーアップしたい」と、欲が出てきます。
このような場合、以下の事項を参考にしてください。
・スタミナを上げたい・・・必要な栄養素:糖質、タンパク質、鉄
食事例:ご飯、麺類
・パワーアップしたい・・・必要な栄養素:タンパク質、アミノ酸
食事例:五穀米、肉類、大豆製品、果物
・スピードを上げたい・・・必要な栄養素:カルシウム、マグネシウム、コラーゲン
食事例:鶏手羽肉、トマト、ひじき、アサリ
※今回の記事は金哲彦先生著書「金哲彦のランニングメゾッド」を参考にしました
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。