肉に含まれる栄養素の量 2021.12.13
肉の栄養素について
肉のすべてがタンパク質ではない
肉は良質なたんぱく質をとるのに最も適した食材のひとつです。
しかし、肉の成分すべてがタンパク質というわけではありません。
つまり「肉の重量=タンパク質の重量」とはなりません
肉の種類や部位によって違いはありますが、実は肉の重量の半分以上は水分です。
水分を除いた残りから脂質やそのほかの成分の重量の成分をさらに除いた残りがタンパク質の量になるのです。
例えば
牛サーロイン200g中のタンパク質⇒約20g
1食で一日分のタンパク質を摂ろうとするのは難しいことがわかります。
野菜はほとんどが水分
肉よりずっとみずみずしい食感のある野菜は、もちろんほとんどが水分です。
キュウリやもやし、レタス、白菜などは95%以上が水分で、大根やトマト、キノコ類の多くも90%以上が水分です。
ビタミンCが豊富なピーマン
ビタミンCが豊富な野菜を代表するピーマンも100g中、なんと93.4gは水分です。
残りの6.6gの中に食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが含まれています。
豊富といわれるビタミンCの含有量はわずか76mgですが、この割合は他の野菜に比べればとても大きいのです。
いろいろな肉100gに含まれるタンパク質の量
肉の種類 |
たんぱく質の量 |
豚ロース肉 | 21.1g |
ベーコン | 12.9g |
ソーセージ | 13.2g |
鶏ささみ | 23.9g |
鶏むね肉(皮なし)
鶏モモ肉(皮付き) |
23.3g
16.6g |
※今回の記事は飯田薫子先生、寺本あい先生著書「きちんとわかる栄養学」を参考にしました。
どれか一つからでなくいろいろなものを少しづつとって、3食で1日の必要量を満たすようにしましょう!
公開日:2021年12月13日
カテゴリー:日記
タグ:タンパク質