腰痛とその改善について2020.11.5
腰痛とその改善
厚生労働省が2013年に公表した推計によると、
腰痛を訴える人は全国で2万8千人以上もいるそうです。
腰痛に悩むことなく生涯を終えることは
全人口の1~2割程度だそうです。
腰が痛いと、それだけで動くのがおっくうになり、活動量が減ります。
活動量が落ちれば代謝も悪くなり、体重が増えていき、
それで腰に負担がかかるという悪循環に陥ってしまいます。
腰痛の原因がはっきり分かるのは
全体の15%で、残りの85%は原因が特定できないと言われています。
原因が特定できないものの中には、ストレスなどの心因性が原因の腰痛もあります。
肩こりと同様に腰痛は運動不足や筋力の低下によって
筋肉が凝り固まることでもおこります。
慢性的に運動不足だという方はウォーキング等をすると
腰痛が緩和されることもあります。
下半身の筋肉を動かすことで血行が良くなり、
緊張した筋肉が柔らかくなって、
腰痛の緩和につながると考えられます。
仕事で座りっぱなしで腰が痛くなる人は、せめて30~40分に一度は席を立ち、
軽いストレッチや背伸び、またはオフィスの中を少し歩くだけでも血行が改善されます。
ぜひ試してみてください。
腰の痛みや不調で悩む方の多くは、
お尻周りや股関節周りの筋肉が凝り固まっていることが多いため、
お尻周りや股関節周りのストレッチを行って、柔軟性を取り戻すことが大切です。
毎日の日課にストレッチを行いましょう。
ストレッチの注意点として、呼吸を止めないこと。
ゆっくり呼吸をしながら、痛いけど気持ち良い所で体をキープする感じで行ってください。
※今回の文章は「運動しなさいと言われたら最初に読む本」を参考にしました
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。