腸を元気にする3つの力2021.8.30
腸を強くするのに一番大切なこと
それは、大腸をスッキリとキレイに保つことです。
大腸は食べかすが排泄されるまえに、最後にたどり着く場所です。
その大腸に食べかすが滞って汚れていたら、生ごみと同じように腐敗して
有害物質を発生させ、これが病気の原因となるわけです。
すなわち、大腸に食べかすが運ばれてきたら、スムーズに排泄させることが
健康を保つために大事になります。
ここで大切なのが、3つの力です。
1つはお通じをスムーズにするためのもととなる材料を「つくる力」。
そして「育てる力」。最後に「出す力」です。
良いお通じのためには、腸に良い食べ物をしっかり摂取する必要があります。
しかも、ただつくるだけでなく、腸内環境のバランスをなるべく崩さず、
良い材料となるものを食べなければなりません。
そこで、腸にとって最良の食べかすとなるのが、食物繊維です。
かつて食物繊維は消化できないため、人間の体に必要ないものと思われていました。
でも、現在では腸内をキレイに保つために重要な役割を果たすことが証明されています。
そして今度は食べかすを排泄しやすいように食物繊維を育てなければなりません。
それには腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑えるような食事をし、
腸内フローラのバランスを整えることが重要です。
腸内環境を良くするためには、ヨーグルトや発酵食品を積極的にとり、
生きたまま腸に届く善玉菌を送り込みましょう。
食べるだけでなく「出す」というところまでが腸の仕事のサイクルです。
その為に、食事だけでなく運動にうよって下半身の筋肉を鍛えて、
日頃から出す力を強化しましょう。
つくる力=食物繊維
育てる力=ビフィズス菌・乳酸菌
出す力=腸腰筋(お尻周辺の筋肉)
これらの力を高めれば、腸内環境はいつも良好に保たれて腸が強くなるだけでなく、
肥満防止、免疫力向上、さまざまな病気の予防にもつながります。
今からでも腸を強くする知識を身につけて健康な未来を手に入れましょう。
※今回の記事は辨野義己先生著書「自力で腸を強くする30の法則」を参考にしました。
※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。