心がけたい野菜の食べ方 2022.11.18
「食物繊維」・「ビタミンC」を上手に摂る
「食物繊維」は、発癌性物質を排泄をサポートする効果があると言われています。
また、腫瘍細胞の成長を遅らせると言われる「ビタミンC」を多く摂ることもお勧めです。
ごぼうやさつま芋、きのこ類には食物繊維がたっぷり含まれております。
キャベツは、食物繊維以外にも、発癌性物質を解毒する働きを持つ化合物や、体内に解毒酵素を作り出す成分が含まれていると言われています。また、トマトに多いリコピンやイソフラボンも抑制力があるようです。
【摂りたい野菜】
キャベツ、トマト、ごぼう、さつま芋、ブロッコリーなど
肝臓を守るには抗酸化が不可欠
料理には胡麻を加える習慣をつけましょう!
飲み過ぎや食べ過ぎにより肝臓に脂肪が過剰に蓄積し、肝臓の機能が低下している場合の食事について考えます。
まずは、体内の酸化を防ぐことから始めましょう。紫さつま芋やブルーベリーに含まれるアントシアニン、胡麻に含まれるゴマリグナンという成分には抗酸化作用があり、肝臓の機能を高めてくれます。脂肪肝の予防にはコリンという成分が効果的です。これは大豆製品に多く含まれています。
なかでも、胡麻は料理に加えやすいのが利点です。例えば、野菜を胡麻で和えるなどしてなるべく毎日摂るように習慣づけたいものです。
【摂りたい野菜】
胡麻、紫さつま芋、大豆製品、ブルーベリー、キャベツなど
高血圧症はカリウムを含む食品を
栄養素が逃げ出さないように、なるべく火は通さずに!
加齢や遺伝、乱れた生活習慣などが引き起こされるのが高血圧症。血管内の圧力が高くなり、血液がスムーズに流れなくなるものです。
高血圧症の人に必要なのは、カリウム、マグネシウム、カルシウムです。塩分、つまりナトリウムが血圧を高くすることはよく知られていますが、余分なナトリウムと結びついて体外へ排出してくれるのがカリウム。干し柿や乾燥プルーンに多く含まれます。でももっと簡単に手に入るのがバナナです。カリウムはほとんんどの野菜に含まれるので、比較的摂取しやすい栄養素です。
気をつけなくてはいけないのは、火を通すと外に溶け出してしまいます。生のママか乾燥した状態で食べることをお勧めします。
腎臓障害でカリウム制限のある方は、医師の判断を十分考慮して気をつけてください。
【摂りたい野菜・果物】
バナナ、干し柿、アーモンド、大豆、小松菜、乾燥プルーンなど
*クロワッサン野菜の食べ方参照