2021年

2021年 の一覧ページです。

現代のレシチン不足2021.1.18

レシチン

レシチンの働きとして、悪玉コレステロールを減らす効果、

認知症予防の効果、記憶力向上の効果等があります。

 

人間の体に不可欠な栄養素であるレシチンは、大豆食品などの自然な食品に数多く含まれています。

日本が長寿国になれたのも、昔から伝統的にこうした大豆食品を好んで食べてきたことが原因なのかもしれません。

ところが、現代では食品中に含まれているレシチンも、加熱処理、殺菌処理などの

過程の中で、レシチンの多くが破壊されています。

例えば、牛乳は殺菌作用によってレシチンの大部分が壊されてしまいますし、

豆腐や納豆なども加熱処理などの過程で多くのレシチンが破壊されます。

レシチンは特に熱に弱いという弱点があります。

ですので、健康維持に必要なレシチンを摂るのは難しいと言えます。

 

つまり、私たちは味噌、醤油、豆腐、納豆など、レシチンが豊富な食材を

食べているにもかかわらず、加工技術の発展により、その価値を台無しにしてしまったともいえます。

 

レシチンに限らず、今の日本人には必要な栄養素が不足して、

昔では考えられないような健康状態になっている人が多くなっていると言われています。

 

食生活の乱れのほかに、ストレスも健康を蝕む原因のひとつです。

私たちの健康状態は、肉体と精神のバランスがキチンととれているかにより

決定されると考えて良いかと思います。

レシチンの摂取も、このバランスを整え、維持していくための手だてのひとつです。

だれも不健康のままでいたくないはず。

それなら、まずレシチンを始めるなど、前向きなチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。

 

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

 

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日本人の食生活の欧米化と加工食品2021.1.15

日本人の食生活

日本人の有病率は昭和30年頃を境に急ピッチで増加しました。

昭和30年といえば、戦後の混乱期をようやく抜け出し、徐々に経済成長を遂げた時代です。

その時代にライフスタイルが一変しました。

その一つのあらわれが食生活の変化です。

それまで、米、味噌、豆腐、野菜等の植物性の食物を中心としていた食生活は、

昭和30年代以降、動物性たんぱく質や脂質を中心とする欧米型の食生活に移行していきました。

さらに、冷凍食品やインスタント食品、スナック食品などの加工食品が出回り始め、

私たちの日常の食生活に数多く取り入れられるようになりました。

 

つまり、こうした食生活の変化、加工食品の出現が、病気の発生が率増加した要因と考えられます。

動物性たんぱく質や脂質は多くのコレステロールが含まれていますが、

これが高血圧や糖尿病などの下地を作っています。

また、コレステロールを溶解する作用を持つレシチンは、かつて日本人が常食していた

大豆食品に多く含まれていますが、現代人は昔と比べて大豆食品を食べる機会が減ってきています。

 

このように、「悪いもの」をたくさん食べる一方で「良いもの」を以前よりも

摂らなくなったため、不健康の人が増えたのかもしれません。

 

現代の私たちの周りにある食品の約60%が加工食品といわれています。

この加工食品は食品添加物がたいてい含まれています。インスタント食品など、

食品添加物のかたまりといえるものも少なくありません。

しかもこれらの食品は化学処理、熱処理などにより、大切な栄養素がかなり破壊されています。

そのうえ、砂糖・塩・脂肪等がかなり含まれています。

これらの食品が中心では栄養のバランスを良くするのは不可能です。

 

健康を保つには普段の食事から栄養バランスを摂ることが基本です。

食事で補えない部分はレシチンやビタミンなどの補助食品で補うことも一つの方法かと思われます。

 

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

 

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亜鉛の働きについて2021.1.14

亜鉛の働き

今回は亜鉛についてのお話しです。

亜鉛は体内では鉄に次いで多い必須微量元素で、体重70kgの人に

約2.3g含まれており、多くの酵素の活性に関与しています。

 

亜鉛の主な働きは以下の通りです。

~成長を促進させる~

細胞の新陳代謝に必要な栄養素で、細胞の新生を活発化し、また、骨や皮膚の発育を促進します。

 

~味覚を維持する~

亜鉛が不足すると、味覚障害を引き起こします。

 

~その他~

白血球の免疫反応を高める作用があります。

生殖機能に関与し、女性ホルモンの分泌や精子の形成を促進する働きがあります。

 

亜鉛が不足すると、味覚障害、肌荒れ、脱毛、情緒不安定、生殖機能の低下などがおこります。

 

現在亜鉛の平均摂取量は成人男性で10mg/日、女性で8mg/日です。

実際の平均摂取量は成人男性8.9mg/日、女性で7.1mg/日となっています。

若干不足気味といえます。

 

亜鉛をサプリメントで補う場合、単品で飲むより

ビタミンCと一緒に摂取した方が吸収率が高まることが分かっています。

 

亜鉛を多く含む食材には、牡蠣、レバー、カニ、牛肉、そら豆、レンズ豆などがあります。

 

食事で摂取が難しい場合にはサプリメントを活用しましょう。

 

※今回の記事は糸日谷秀幸先生著書「ミネラル&サプリメントセミナー」を参考にしました。

※このブログは診断や治療、医療のアドバイスを提供しているわけではなく、情報のみを提供しています。このブログの情報は医療専門家からのアドバイスに代わるものではありません。

 

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鉄の働きについて2021.1.12

鉄分について

人の体において鉄は赤血球の成分としてなくてはならない成分です。

鉄は大きく分けて「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」に分かれます。

一般にホウレン草、小松菜、ヒジキなどの植物性食品には非ヘム鉄が、

一方、肉、魚などの動物性食品にはヘム鉄が含まれています。

 

鉄の主な働きは以下の通りです。

~血液を作る~

鉄は赤血球のヘモグロビンの成分に必要なミネラルです。

体内鉄の6070%は「機能鉄」で、赤血球中のヘモグロビンに取り込まれ、

残りの3040%は「貯蔵鉄」として

肝臓や、骨髄、脾臓などに蓄えられます。

そして、機能鉄が不足し、貯蔵鉄を使い切ってしまうと貧血状態になります。

 

鉄が不足すると、貧血、集中力低下、冷え性、息切れなどが起こります。

 

現在の推奨摂取量は、成人男性が7.5mg/日、女性が6.5mg/日です。

実際の平均摂取量は成人男性8.2mg/日、女性7.2mg/日となっています。

 

非ヘム鉄の吸収率は約5%、ヘム鉄の吸収率は約23%です。

非ヘム鉄を摂取する場合はビタミンCや、動物性たんぱく質を

一緒に摂ると吸収率が高まります。

 

サプリメントは、ヘム鉄の方が、非ヘム鉄に比べて吸収率が56倍高く、

胃壁を荒らすこともないので人気があります。

ただし、ヘム鉄は豚の赤血球が主ですので、どうしても抵抗がある人は

植物由来の非ヘム鉄を利用しましょう。

その時、ビタミンCを一緒に摂ると吸収率が上がります。

 

また血液は鉄だけでは作れません。葉酸・ビタミンB12

一緒に入っているものを選ぶと良いですよ。

なお、貧血でサプリメントを使用する場合で、46か月たっても

改善されない場合はサプリメントを変えてみてください。

 

余談ですが、貧血について補足します。

貧血は赤血球の不足、あるいは機能低下により、体内で酸素不足が生じる疾患です。

その結果、目まいや立ちくらみが生じます。

貧血の約3分の2は鉄分不足(鉄欠乏症貧血)です。残りの3分の1はビタミンB12や葉酸不足です。

鉄欠乏症貧血の改善には鉄分の多い食材を摂るのが基本です。

吸収率の良いヘム鉄を含む食材を多く摂りましょう。

 

※今回の記事は糸日谷秀幸先生著書「ミネラル&サプリメントセミナー」を参考にしました。

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マグネシウムについて2021.1.8

マグネシウムについて

今回はマグネシウムについてのお話しです

マグネシウムは体内の60%~65%が骨に存在し、

カリウムやリンとともに骨や歯の強化に重要な役割を果たしています。

欠乏すると、骨からマグネシウムが遊離します。

 

マグネシウムの働きは以下のようになります。

心臓の筋肉の動きを助ける

マグネシウムはカルシウムとともに筋肉の収縮と拡張に関与しています。

マグネシウムが不足すると、細胞内にカルシウムが多く流れ込み、

筋肉の収縮がうまくいかず、痙攣やふるえが起こります。

 

精神を安定させる

カルシウムとともに神経の働きに関与しており、不足すると

細胞内にカルシウムが増加してイライラなどの神経過敏になります。

 

骨を作る

マグネシウムは、アルカリフォスファターゼを活性化させるために必須な栄養素です。

この酵素がないと骨の中のカルシウムの結晶を作ることができません。

 

マグネシウムが不足すると、不整脈、心臓発作、高血圧、足の引きつり、こむら返りなどが起こります。

 

現在のマグネシウムの摂取推奨量は成人男性で340370mg、女性で270290mgです。

実際の平均摂取量は成人男性で262mgmg/日、女性で227mg/日となっており不足の状況です。

 

骨を作るのに大切な栄養素ですが、カルシウムとのバランスに関しては

「カルシウム:マグネシウム=21」が理想の割合と言われています。

 

現在寝たきりの原因の1位が「脳梗塞」ですが、2位が骨粗鬆症からくる「骨折」です。

女性では65歳を過ぎると約半数が骨粗鬆症になります。

骨粗鬆症の予防にはカルシウムが必要なことは皆さんご存じでしょうが、

摂取したカルシウムが骨になるためには、マグネシウムやビタミンD,Kの働きが必要です。

ビタミンDは腸管からカルシウムの吸収を助け、また、ビタミンKは

骨基質にカルシウムが沈着するのに必要な栄養素です。

マグネシウムもまた骨や歯の形成に必要な栄養素です。

 

日本人はカルシウムもマグネシウムも必要量に足りていません。

できるだけ食事で摂るようにし、無理な場合はサプリメントで補ってくだみてさい。

 

今回の記事は糸日谷秀幸先生著書「ミネラル&サプリメントセミナー」を参考にしました。

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七草がゆ2021.1.6

七草がゆ

七草粥の知恵

正月七日の朝、七種の野草の入った粥を食べると邪気をはらい、

万病を除くと言われています。

おせち料理で疲れた胃を休め、野菜不足を解消する効能もあるようです。

せり:鉄分豊富

なずな:下熱、利尿作用

はこべら:薬草

すずな/すずしろ:消化を促進

ほとけのざ(別名:コウニタビラコ)、ごぎょう(別名:ハハコグサ)

材 料:米 1カップ  水 10カップ

7種セット 1パック(おせちの残りの具材でもOK)

塩 少々

作り方:1. 米はといで30分間水に浸し、ザルにあげ、分量の

水を加えて火にかける。

沸騰したら弱火にし、10〜15分間炊き火を止める。

2. みじんに刻んだ七草を1に加え10〜15分蒸らし塩

をふる。

※米と七種草はオゾナイザーにかけておく。

米を炊く時に玄米胚芽2粒とクッキングミネカル少々いれる。

疲れた胃にはC&Cプラスも忘れずに‼

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ナトリウムの主な働き2021.1.6

ナトリウムについて

ナトリウムについてのお話をします。

ナトリウムの主な働きは以下の通りです。

~カリウムとともに細胞の浸透圧を維持する~

ナトリウムは細胞外液のコントロールや神経の刺激伝達に関与しています。

細胞内ではナトリウムとカリウムの比率は常に一定に保たれており

細胞内にナトリウムが増えすぎると、ナトリウムは外に汲みだされ、

細胞外のカリウムが中に取り込まれる仕組みになっています。

これをナトリウムポンプと言います。

なお、ナトリウムの過剰摂取は細胞内にナトリウムの増加をもたらします。

この時、水分も一緒に入るのでこれがむくみの原因となります。

 

ナトリウムが不足すると、脱水症状、消化不良、筋力低下、疲労感が起こります。

 

ナトリウムの1日当たりの推定必要量は600mg、食塩に換算して1.5g程度と言われています。

では、実際の食塩の摂取量はというと、成人男性で10.9g/日、女性9.2g/日。

日本人はかなり食塩を摂取していることとなります。

 

参考までに、塩分量は以下のようになります。

ラーメン1杯6.0g、ラーメン(汁除く)3.0g、うどん1杯5.6g、

うどん(汁除く)2.8g、かけそば1杯3.2g、カレーライス1杯2.7g

ミートソーススパゲティ1皿2.7g、寿司10貫2.6g

 

余談ですが、今から5000年前のヨーロッパではイワシなどの魚を漬ける際、

また、鳥などを焼いたときの味付けとして塩を使っていました。

当時、塩は貴重品として扱われました。

サラリーマンの「サラリー(salary)」の語源は、古代ローマ時代に

兵士の給与として与えられた“塩”を意味するラテン語の「サラリウム(salarium)」に由来するし、

また、salariumの“sal(サール)は英語で塩を意味する「ソルト(salt)」の語源とも言われています。

 

※今回の記事は糸日谷秀幸先生著書「ミネラル&サプリメントセミナー」を参考にしました。

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